紹介
勢いでEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを買ってしまい、更に勢い付いてEOS 7D Mark IIを買った訳ですが、その暴走は止まらず立て続けにバッテリーグリップまで買ってしまいました。それがこちら。
EOS 7D Mark II専用品で型番はBG-E16。新品はもはや手に入らないので、またもや某オークションで中古を購入しました。
ほとんど使っていなかったとの商品説明でしたが、それはどうやら嘘偽りなく使用感が全くない新品同様のコンディション。どうもCanonのキャンペーンで手に入れたものの、使わずじまいで眠っていたもののようです。
実際に手に入れるまで知らなかったのですが、定価は3万円で実売価格が2万円ぐらいしていたようで、今回は送料込みで6,000円以下で買えたのは幸運でした。
背面にはマルチコントローラが備わっています。EOS 90DのバッテリーグリップはEOS 70D、80Dと共用のためマルチコントローラが備わっていないようで、この点はEOS 7D Mark II+BG-E16の最大のアドバンテージかと。
こちらがバッテリーホルダー。単三電池も使えますが、おそらく一生使う事はないだろうと思います。
こんな感じでバッテリー2個を装着しますが、もちろんバッテリー1個でも使えます。
カメラボディのバッテリー収納部の蓋を外し、
外した蓋をバッテリーグリップに収納。これは蓋の紛失を防げるので素晴らしいアイディアだと思いました。
バッテリーグリップをカメラボディに取り付けて、
バッテリーを収納。これで組み立て完了です。
バッテリーグリップを装着するとこんな感じになるのですが、それにしてもデカい。EOS 1DXを彷彿とさせるスタイルに変貌しますが、これは一般の人は引くレベルのような気が･･･
まずはEF-S18-135mm F3.5-5.6 ISを付けてみましたが、なんだかバランスが悪い。しかもバッテリーブリップが邪魔でズームリングが回しにくいです。
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを取りつけるとこんな感じになります。バッテリーグリップと三脚座が同じぐらいの高さになることを期待していたのですがダメでした。この状態だとフードに若干荷重が掛かっている感じで、レンズ先端に変なストレスがかかるので嫌な感じです。
そしてなによりも重い。重すぎます。調べてみると、バッテリーグリップ自体もマグネシウム合金製で330gあり、更に追加バッテリー1個80gの重量も加わるので、そりゃそうだという話なんですが、想像を遥かに超えた重量感でした。
きっと前オーナーもこの重さに耐えきれなかったんだろうなと思ったり。
更に弊害として、カメラバッグに入らなくなってしまいました。まあボディも2台体制になったことなので、そろそろ大きなカメラバッグを導入する良い機会なのかもしれません。
肝心使用感ですが、ボディ本体のグリップの良好なホールド感に比べてバッテリーグリップの握り心地はあまり良くありません。更にAF-ONボタンの位置が悪く、親指をグリップに引っ掛けたままAF-ONボタンを押すことが出来ないため、親指AFをするとグリップのホールド感が大幅に低下します。
バッテリーグリップを取り付ければ横でも縦でも完全に同一の操作・ホールド感を得られると思っていただけに少し残念でした。
しかしそれでもEOS 7Dのバッテリーグリップよりはマシという意見も聞きますし、慣れの問題なのかもしれませんので、長期的に使ってみて判断したいと思います。
注意事項
これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。また、ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。
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