なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

アイコム 耳掛け型イヤホン SP-16B

紹介

飛行機撮影の現場ではIC-R6を使って航空無線を聴いているのですが、IC-R6のスピーカーから無線音声を垂れ流しするのはいかがなものかと思います。そんなわけでイヤホンを使って聴くのがマナーなのですが、最初は何を買ったら良いのか分からなかったので、とりあえずアイコム純正品を使うことにしました。それがこちら。

f:id:anni-works:20220115234824j:plain

アイコム製の耳掛け型イヤホンSP-16Bです。
世の中にモノラルのイヤホンがそれほど多く売られていないのと、耳掛けがあった方がイヤホンの脱落を防げるので何かと有益かなと思いこちらを購入しました。
一応普通のステレオイヤホンも接続できますが、Lchしか音が聞こえないのでRch側が遊ぶことになります。また、片耳はフリーの状態にしておいた方がジェット機の爆音を思う存分聞けるので、両耳で聞くことはお勧めしません。

このSP-16Bのコードの長さは50cmです。IC-R6を胸ポケットに入れて使う分にはコードの長さは十分ですが、私のようにショルダーバッグに収納して使うとなると長さが全く足りません。なのでコードの長さが1mあるSP-16BWというモデルもあるのでご参考まで。

f:id:anni-works:20220115234816j:plain

私はたまたま50cmの延長コードを持っていたので、写真のように繋げて使用しています。
ちなみにイヤホンを耳に付けたままカメラのネックストラップを首に掛けると、イヤホンのコードがネックストラップに下敷きになり、首を捻るとイヤホンが耳から外れてしまいます。しかしコードの途中にコネクタがあると、コネクタを外してイヤホンのコードをネックストラップから引き抜き、再度コネクタを接続して事無きを得るという便利な技が使えるようになります。

尚、普通のイヤホンのインピーダンスはどんなに大きくてもせいぜい50Ω程度だと思われますが、SP-16Bはインピーダンスがなんと600Ω。音声信号と600Ωとくればかつての放送機器の入出力インピーダンスを連想してしまいますが、果たして関係があるのかは不明です。
通常だと高インピーダンスのイヤホンは音量が小さくなりがちですが、IC-R6との組み合わせではなかなか良い感じで、IC-R6のスピーカーで聞く音量とSP-16Bで聞く音量の違いはあまり違和感を感じませんでした。

肝心の音質ですが、エアバンドを聴いている限りでは明瞭で聞き疲れもせず良い仕事をしてくれています。IC-R6に使う最初のイヤホンとしては買って間違いのない製品だと思います。

注意事項

これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。また、ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。

【関連ネタ】
Camera Top