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99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

第一電波工業 120-300MHz帯エアバンド受信用ハンディアンテナ SRH1230

紹介

空港外周で撮影していると、エアバンドレシーバーに長いアンテナを接続して使っている方々を良く見かけます。果たしてあれはなんだろう!?と思って調べてみると、IC-R6にはイロイロなアンテナを取り付けることができ、そのアンテナにはそれぞれ得意な周波数があると。
私はIC-R6エアバンドスペシャルを買ったこともあり、当面はエアバンド以外を受信する予定もないので思い切ってエアバンド専用のアンテナを購入することにしました。それがこちら。

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第一電波工業製の120-300MHz帯エアバンド受信用ハンディアンテナSRH1230です。
いや、それにしても長い。想像していた以上に長かったです。
傍から見ている分にはそんなもんかなと思う長さだったんですが、実際に手に取るとその長さに驚きました。

しかしその分、高性能を予感させますが、これは単純に「長い・大きい=強い」という男子の発想(苦笑)
というのは冗談で、無線周波数=波長とアンテナの長さの関係はそれなりに理解していますので、念のため。

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ちなみにIC-R6に取り付けると、ご覧の通りアンテナの根元に隙間が出来ます。気になる方はゴムを切り出してこの隙間を埋めているそうなので、そのうち私も隙間埋めにトライしたいと思います。

実際に使ってみての感想ですが、アンテナの長さによる取り回しの不自由はありますが、IC-R6の記事で紹介したとおりショルダーバッグに収納する運用方法ならそこまで邪魔になりません。
それでもこの長いアンテナを人にぶつけないよう、空港ターミナル内では結構気を使いますし、冬ならショルダーバッグの上からジャンパーを羽織ってアンテナが外部に露出しないようにもしています。

性能面ではエアバンドに対する感度が高くなるので、音量が上がって音声の明瞭度も向上します。これは使い始めてすぐに分かります。
また、そもそも電波の弱いGroundや、Departure/Approach/Radarと交信する遠方の航空機の音声も良く入るところは、流石エアバンド専用アンテナだなと思わされることろです。

まあ、飛行機の撮影目的だけでエアバンドを聞くのであれば、空港外周でもIC-R6と付属アンテナのみで十分事足ります。むしろアンテナの長さが邪魔に感じるだけでしょう。
しかし、私は撮影だけでなくエアバンドもガッツリ聞いて楽しみたい人間なので、より遠くの交信をより明瞭に聞けるこのアンテナの性能に惚れました。
ということで、エアバンドに何を求めるかでこのアンテナの導入を決めれば良いと思います。

注意事項

これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。また、ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。

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