なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

thinkTANKphoto カメラバッグ Vision 15

紹介

長年とれるカメラバッグを愛用してきましたが、飛行機撮影では機材がEOS 7D Mark II + BG-E16 + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM + Slide Ashという構成になるため、カメラバッグの収納能力が限界に達しました。
一応とれるカメラバッグにこれらの機材はなんとか収納できますが、バッテリーグリップを取り外す必要があり、カメラをバッグからサッと出して撮影というとれるカメラバッグのコンセプトは丸潰れ。そんな訳で新しいカメラバッグを購入することにしました。それがこちら。

thinkTANKphotoVision 15です。
収納能力や持ち運び時の体の負担はリュックタイプに軍配が上がるのは分かっていましたが、気軽さとカメラの出し入れのしやすさからショルダーバッグタイプを選びました。
しかしながらVision 15はバッテリーグリップ付きのカメラには対応しておらず、それは承知の上での購入です。
ちなみに色はダークオリーブとグラファイトの2種類があり、私はダークオリーブをチョイス。ただ、ご覧の通りオリーブというよりほぼグレーに近い色味で、言われないとオリーブ色だということに気が付かないぐらい。しかし地味ながら他に無い色味で、私個人は気に入っています。

とりあえず仕切りをすべて取っ払ってEOS 7D Mark II + BG-E16 + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを入れてみました。
横幅は全く問題ないのですが、奥行き方向の寸法が足りず無理矢理収納している感満載。それでもとれるカメラバッグに収納するよりは200%ぐらいマシなので、これで第1目標は達成。

続いてEOS 7D Mark II + EF70-200mm F2.8L IS III USMEOS 5D Mark IV + EF24-70mm F2.8L II USMを入れてみましたが、何とか収納できるものの内蓋のジッパーは閉まりませんでした。それでもショルダーバッグなのにカメラ2台とレンズ2本を収納できる能力は凄いなと思います。
ただし、この重さの荷物を肩からぶら下げるというのは正直しんどく、長時間の移動が伴う使用にはお勧めしません。リュックタイプの方が断然良いと思います。

そもそもボディ×1台と大三元レンズ×3本程度の収納を狙って作られたバッグだと思うので、レンズ付きのボディ×2台は少し荷が重いのは当然かもしれません。そんな訳で、近いうちにリュックタイプのバッグも導入するような気がしています。

正面側の収納にはフィルタや予備バッテリーなどの収納に使え、収納能力も十二分。こちらは何の不満もなく、むしろこの収納能力をフルに使いこなせる自信がないぐらいです。

付属品として、専用のレインカバーと三脚をバッグの底部に括り付けるためのバンドが付属しています。
しかし私が使用している中型三脚を括り付けるのはサイズ的にも重量的にも厳しいと思われます。軽量なトラベル三脚ならば大丈夫だと思いますが、地面にバッグを置く際に気を付ける必要がありそうです。

何気に便利だと思ったのは折り畳み式のペットボトル収納。これはこのカメラバッグをデビューさせたその日から活躍し、良く考えて作られてるなと感心した部分の一つです。

とりあえずこのカメラバッグのお陰で飛行機撮影機材の持ち運びが楽になりましたし、レンズ付きボディ×2台も難なく持ち出せるようになったのは嬉しい事です。肩への負担の問題から長時間の持ち運びには難がありますが、カメラバッグを担いだまま長時間歩くことは少ないので今のところあまり問題にはなっていません。
世の中にショルダーバッグタイプのカメラバッグのレビューが少ないので、購入を検討している方に少しでもお役に立てればと思います。

'24.03.22追記

購入してから1年9か月が経ちますが、その便利さがゆえに毎週のように使っています。その間に運用方法が少し変わってきたのでご紹介。

現在はEOS 7D Mark II + EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMEOS 5D Mark IV + EF24-70mm F2.8L II USMをこんな具合に収納しています。EOS 5D Mark IVの収納方向が逆になりますが、実用上の問題はほぼありません。

更にSlideSlide Liteグローブまで収納し、これにエアバンドレシーバーまで加わることもあります。
この状態になると肩への負担も相当のものになるのですが短時間ならば大丈夫。そんな形で使い倒している今日この頃です。

注意事項

これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。また、ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。

【関連ネタ】
Camera Top