なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

MAZDA AXELA Sport XD 購入記(成就編)

2016年1月30日

MAZDA AXELA Sportに試乗してから15S TouringとXDに悩むこと数日。とりあえず嫁さんに相談してみることに。

anni:「XD買っても良い!?」
嫁さん:「アンタの金なんだから好きにすれば良いじゃない?」
anni:「ちなみにMT車でも良い!?」
嫁さん:「私は運転無理だから遠出の途中で交代するのは出来なくなるよ!?」
anni:「未だかつて運転を交代したことが無いから大丈夫なんじゃね!?」
嫁さん:「確かに(笑)」
anni:「でもこれで俺の貯金がスッカラカンだねぇ~」
嫁さん:「また貯めれば良いじゃん。働け働け!!」
anni:「がんばりま~す(汗)」

後から考えると15S TouringとXDのどちらにするかで悩むと言うより、本当にXDを買っても良いのか!?という葛藤のみだったような気もします(笑)
数日しか悩んでいないのか!?と突っ込まれそうですが、アクセラに恋焦がれて2年経っていますし、試乗で自分の考えに間違いが無いことが確認できたので決断は早かったです。

イメージ 1

そんな訳でXDを買うと心に決めていざディーラーに。
そして着くなり「今日はハンコを持ってきたのでベストプライスをお願いします。」と切り出しました。
私の担当になった営業さんは歯切れも悪く本当にこの人はこの先営業としてやっていけるのだろうか!?と心配になるぐらいな人で、立場上決裁権は全く無いようなので価格交渉も随分と「待ち時間」がありました(苦笑)
そんなこんなでAXELA Sport XDの試乗から1週間後に契約。噂通り値引きは渋かったですが、ズルズルと話を引っ張るのは性分に合わないですし、ディーラーとは今後とも良好な付き合いをしていきたいのでハンコを押しました。

後から分かった話ですが彼はマツダ本社の新入社員で事務方志望(経理・財務など)で入社したらしく、その話を聞いた時は「なるほど納得」と思ってしまいました(笑)
まあ決して悪い人ではありませんし、そもそも営業とは職種の違いすぎる世界の人なので多少の不備や伝わりにくい営業熱意も妙に納得できて不信感を払拭できました。ただ、車を買ってからもディーラーとの付き合いは続くので、ディーラー直轄の営業マンの売り上げにしてあげたかったとも思いますがこればっかりは仕方ありません。
強いて言うならマツダ本社の人間からマツダ車を買ったというステイタス!?が得られたということにしておきましょう。

それでは私が選択したオプションの内容などをご紹介したいと思います。

メーカーオプション

【ボディカラー】

イメージ 2

最近のMAZDAと言えばこの赤!!
ソウルレッドプレミアムメタリックという名称ですが、いわゆる3コートキャンディーペイントです。カスタムバイクではお馴染みの塗装ですが、このようなムラの出やすい塗装を量産車に採用した度胸に拍手。
凄く深みのあるレッドメタリック塗装で、見る角度や光源の角度でその表情が大きく変わります。個人的には曇り空の下で見る方が落ち着いた深い赤に見えて好きです。

赤色は退色しやすく長持ちしないイメージもあり、いざ修理となると色合わせが大変で高額修理となりそうです。そしてこのカラーを選択すると車輌価格が約5万円アップ。しかしそれでもこのカラーのAXELAに乗りたかったのです。
しかし目立ち度は抜群で、我が社の駐車場でも一際目立つのでいろんな人に「AXELA買ったの!?」と声をかけられます。それだけ周りの人に与える影響も大きいようです。

【CD/DVD/地デジ】

イメージ 3

ボディカラーを除けばAXELA XDの唯一のメーカーオプション。CD/DVDプレイヤーはセンターコーンソールの最下段に設置されます。

イメージ 4


イメージ 5

本来センターコンソール最下段にはUSBポート、SDカードスロット、シガーソケットが設置されているのですが、これらはアームレストの中に移設されます。
アームレストの中にこれらが設置されると不便そうに思うかもしれませんが、ほとんどアクセスすることは無いので私の場合は全く問題無しです。
むしろアームレストの方がiPodを綺麗に設置出来て逆に良いと思えるぐらいです。

イメージ 6

地デジのアンテナは普通のフィルムアンテナで、フロントガラスの左右とセンターの3箇所に貼られています。
私は車にTVは不要と考える人間ですが、CD/DVDプレイヤーと地デジはセットになっているのでどちらかだけを購入するというのは出来ません。

ディーラーオプション

【フロアマット】

イメージ 7

フロアマットは廉価なデラックスとちょっと高めのラグジュアリーが選択でき、私はラグジュアリーのXD専用品ではない方を選びました。XD専用品はマットの縁が赤色になるのですが、何となくケバケバしくなりそうなので大人な色を選択。ちなみにどちらを選んでも価格は変わりません。

このフロアマットは良く考えられていて、右足のカカトが当たる部分は素材が変わっており、通常より固めの仕上がりになっています。
しかしこの固めと言うのが曲者で、スニーカーだと意外とカカトがズレてしまいます。逆にビジネスシューズのような革靴との相性が抜群。何となくですが、オルガン式アクセルペダルも含めてMAZDAはスニーカーではなく革靴を意識して設計したような気がします。

【ナンバープレートホルダー】

イメージ 8

フロントは黒縁、リアはクロムメッキ仕上げになります。AXELAのデザイン上、フロントグリルのナンバーの存在感は小さくしたいところ。そこでこの黒縁がナンバーを小さく見せる効果があるのでフロントマスクが引き締まって見えるところが良い点だと思います。
ちなみに私は車にナンバープレートホルダーを付ける派です。ナンバープレートがむき出しだと何となく寂しく感じるのは私だけでしょうか!?

【アクリルバイザー】

イメージ 9

スタイルを優先して装着しない人もいらっしゃるようですが、私は喫煙者なのでこの装備は必須。と言ってもまだ車内で喫煙していませんが。
AXELAのアクリルバイザーはかなり小型でボディラインにフィットするように作られているので、装着してもそれほどボディデザインを阻害しないように思います。

【防錆アンダーコート】

金沢は一応雪国ですし、融雪剤は車体を腐食させるので少しでもAXELAが長持ちすればと思ってこのオプションを追加しました。まあSWIFTのときも車検毎に施工していたのですが、どれほど効果があるのかは不明です。
おまじないかもしれませんし安心感を買っているだけなのかもしれませんが、無いよりはマシということで。

【ナビ用SDカード】

イメージ 10

巷ではダメっぷりが散々言われていますが、私はナビはそれほど使いませんし5万円しない価格なら諦めも付くかと思って購入しました。ちなみに無料更新は3年間です。
いずれにせよAXELAマツダコネクトの関係で社外ナビを付けられないので選択の余地はありません。私はナビ自体はまだ使っていないので使用感は分かりませんが、全く使い物にならないというほど酷いものでも無さそうなので、過信せずに使ってみたいと思います。

【バックモニター】

イメージ 11


イメージ 12

ディーラーオプションではなく全車標準装備にした方が良いのでは!?と思うぐらいで、AXELAは後方視界が極端に悪い車なのでバックモニターは必須です。
ただ私が慣れていないだけなのか、バックモニターを見ながらだと車を真っ直ぐ駐車できません(汗)
なので、バック直前の後方確認と最後の停止位置確認に使っている感じで、バック中は主にサイドミラーを見ています。
そしてバックモニターを装着した車を所有して初めて分かったことが一つ。雨の日はレンズに付いた水滴でモニタ画面はメルヘンの世界になること。また、雨が降っていなくてもレンズに付着した飛沫で見えにくくなることもあると言うことも分かりました。

【ETC車載器】

イメージ 13


イメージ 14

ETC車載器は通常ならばサンバイザーの裏側に収納されるのですが、サンルーフ装着者はダッシュボックス内に設置されます。その代わり通常品よりも若干価格が安くなるようです。
ETC車載器はETC2.0(DSRC)やナビ連動する高機能なタイプがありますが、私は非連動の最安のものを選択。日常的に首都高などに乗る人にはその恩恵を受けられるのかもしれませんが、私の使用環境ではこれで十分と判断しました。ちなみに最新型は約5万円、最安タイプは約2万円なので、意外と馬鹿に出来ない差額になります。
アンテナにはインジゲータランプが備わっていますが、スピーカーは車載器側に設置されています。ダッシュボックス内から音声が出る形になるので非常に聞き取りにくいです。ETC車載器の音量はMAXにしておくことをオススメします。

【ボディーコーティング(5年)】

イメージ 15

これは完全に失敗しました。5年間のメンテナンスが受けられるボディーコーティングですが、毎年再コーティングしてくれる訳ではないので要注意です。おそらく1年でも5年でも同じボディーコーティングのハズなので、ご自身でマメにメンテする方なら1年の方で十分だと思います。
この事に後から気が付いて契約を変更しようと思ったのですが、私の場合は納車前でしたが既に施工されてしまった後なので変更出来ませんでした。
ただし、ボディーコーティングそのものはソウルレッドプレミアムメタリックに深い艶を与えてくれるのでオススメです。私はボディーコーティングが好きなので、多分5年を待たずに自分でボディーコーティングを施工するような気がしています。

【アップグレードホーン】

純正のホーンの音はあまりにもチープです。とても300万を越える車の音じゃない(苦笑)
ちなみにアテンザならばこのホーンは標準装備だそうです。
純正が「プー」と言う音ならこちらは「パパーン」という感じの音。鳴らすことはほとんどありませんが、何となく優越感に浸りたい方や自己満足に溺れたい方にはオススメなアイテムです(笑)

【エンジンスタートスイッチ】

イメージ 16

エンジンスタートスイッチ外周のサテンクロームメッキ仕上げのリングですが、どうやら昔はオプションにも無かったそうです。こうして写真でみると最初から付いてたように見えるぐらい自然な感じ。むしろオプションにしないで最初から付けてくれれば良いのにと思います。
これ一つでエンジンスタートスイッチ周りの高級感が一気にアップするので非常にオススメで、エンジン始動時に必ず手を伸ばす部分ですし目にも入りやすい部分なので満足度は高いかと思います。

【まとめ】

最終的にディーラーオプションは総額約28万。しかし防錆アンダーコート、ボディコーティング、アップグレードホーンを付けなければ約17万円なので、普通にETC+ナビ付きの車を買う場合に比べてむしろ安いのではないでしょうか。