なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

STRIKER SPLステップKIT/ブラック SS-AA238B

紹介

数あるメーカーから様々なバックステップが発売されていますが、私が選んだのはこちら。

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_STRIKER製のSPLステップKIT で型番はSS-AA238B。価格は40,000円ほどだったと思います。
バックステップにしてはリーズナブルな価格で、そのお求めやすさから最近ではかなりのユーザがいるのではないでしょうか!?
こちらはブラックアルマイト仕様ですが、普通の無着色アルマイトもラインナップにあります。これはお好みでチョイスすれば良いでしょう。

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まずは右側純正ステップですが、こちらは六角穴付きボルト3本で固定されています。
またリアブレーキマスター、ブレーキスイッチが付いているので、先にリアブレーキマスターの固定ビス2本を外し、ブレーキスイッチ上部のコネクタを外しておきましょう。
私はどうしてもブレーキスイッチのコネクタが外れなかったので諦めましたが・・・

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リアブレーキマスターは割りピンでブレーキペダルと連結されていますので、ラジオペンチなどでこれを外します。

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ステップを外すとリアブレーキマスターとブレーキスイッチが残ります。
ブレーキスイッチのコネクタを外した場合はブレーキマスターだけが残ります。

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後は逆の手順でバックステップを組み付けるだけです。
ブレーキペダルの位置はリアブレーキマスター先端のナットを緩めて調整して下さい。
そしてブレーキスイッチの位置をずらし、ブレーキペダルを踏み込みとブレーキランプが点灯するように調整します。

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ブレーキスイッチとブレーキペダルの位置関係はご覧のとおり。
ブレーキスイッチはねじ山が切ってあるので、上から見て時計回りに回せば取り付け位置が下がります。

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取り付けた全体的な雰囲気はこんな感じです。
たかがステップですが、黒色になることで多少車体が締まって見えるかもしれませんね。
ちなみにポジションは10mmアップ、10mmバックを選択しています。さらに10mmバックさせることも出来ますが、現状はこれで満足しています。

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左側はご覧のとおり。
こちらはスイッチ類が無いので交換は楽です。チェンジロッドは純正品を使用し、こちらもペダルの位置を調整します。

インプレッション

純正に比べてステップの位置が10mm上がりましたが、それによる窮屈さは皆無でむしろバイクとの一体感も高まって最適なポジションとなりました。
ただし、ジムカーナ的な乗り方をする場合は純正のポジションの方が良いかもしれません。

アチェンジの感覚ですが、ステップの動きにガタがないのですごくカチッとしたフィーリングになって実にいい塩梅です。が、ベアリングはそのうちヘタってガタが大きくなってくるでしょうから、ずっとこのカッチリ感が持続するとは思っていません。

リアブレーキの感覚ですが、リターンスプリングがないので注意が必要です。
いつもの調子でリアブレーキを踏むと、かなり強烈にブレーキがかかるのでビックリしました。
これはリアブレーキを使わないか、リターンスプリングを自作するしか対策がなさそうすが、私はリアをそんなに使わないのでとりあえずOKとしておきます。
リアブレーキを多用する人は要注意ですので、リターンスプリングが付属するバックステップの購入をオススメします。

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1年間使用し続けて分解したところ、アルミと鉄ボルトの組み合わせなのでご覧のように白い電蝕が発生していました。これは想定していたことなので私的には問題ありません。

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また写真のプレート部分がレーシングブーツのくるぶし部分が摺れて色が剥げてきます。
特にジムカーナなどで足でのステップホールド、リアブレーキ多用という場面が増えてくるとこれはかなり顕著に。
写真ではあまり分かりませんが、現在ではエッジの部分の色がかなり剥げてしまいました。これはブラックアルマイトの宿命ですのでご注意を。

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純正品と違ってゴムブーツがかぶさっていないので、ピロポール部分は半年に1回程度グリスアップをしています。

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バックステップに変更してからリアブレーキマスターとリザーバータンクの距離が近くなり、その間に接続されているゴムホースの曲がりがきつくなったり、シートカウルと接触するようになりました。
そこで、新しいホースを用意し、20mmほと短縮して取り付けるといい具合に。バックステップに交換した場合はこちらのホースも交換または短縮しましょう。

注意事項

これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。
また、整備不良は生命の危険に直結する恐れがありますので自己責任でお願いします。