なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

abrAsus 薄い財布

はじめに

パリの事件で5月末に財布を無くして早3ヶ月。財布無し生活も十分に慣れきってしまった感があります。
平日はほぼ財布を開きませんし、財布が無くて困るのはカード類を持ち歩く時のみ。世の中無くてもなんとかなるもんだなぁ~と思って生活していましたが、ある日嫁さんから「そろそろ買いなさいよ!!」とお達しが出たので仕方なく!?財布探しを始めました。
恐らく一緒に買い物に行ってポケットからお金を出す姿を見るのが嫌だったのでしょう(苦笑)

財布無し生活を過ごして気が付いた点がいつくかありました。

・財布が無いとかばんが若干広く感じる。
・小銭は持ち歩かなくても十分生活出来る。
・カード類も必要最低限持ち歩けばOK。

以前は2つ折りの財布を使っていたのですが、カード入れが余っているとついつい何か入れてしまいます。その結果財布はいつの間にか膨らみ、ポケットに入れると非常に邪魔に感じてしまうわけです。特に普段財布をポケットに入れない私の場合は尚更。
そんなわけで今回はコンパクトな財布を買おうと言う事で情報収集を行うことにしました。
設定したコンセプトは以下の通り。

・可能な限り薄く小さな形状
・数枚のカードが入ればOK
・小銭入れは最悪不要
・スーツにも合うデザイン
・本革製

これらのコンセプトをインプットに、お得意のインターネットで探した結果、abrAsus 薄い財布に辿り着きました。
薄い財布というふざけた商品名ですが、本当に薄くないとこの商品名は語れません。ある意味メーカー側の自信が伺えます。
そんなわけでabrAsus 薄い財布を入手しましたので簡単にレビューしてみたいと思います。

ご開帳♪

梱包はご覧の通り。

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早速タバコとの対比ですが、既にこの時点でタバコよりも薄いことが分かります。
タバコが中国仕様なのは最近デフォルトです。なにせ1カートン1,300円ぐらいですから(笑)

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開封すると不織布に包まれた財布が。
買い物をした時に、商品が不織布に包まれているとちょっと高級感があって嬉しく感じるのは私だけでしょうか!?

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こちらがその薄い財布です。
色は沢山選べるのですが、無難な黒はあまりにも面白くないのと、キャメルは私には明るすぎた印象があるのでチョコをセレクトしました。

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素材は牛革でエンボス加工にウレタン加工。と言うわけで痛みや汚れに強い仕様ですね。
ブッテーロレザーというしっとりとした手触り感の素材も選択できましたが、恐らく痛みと汚れには弱いと判断してこちらの素材を選択しました。

私は基本的にはエンボス加工やウレタン加工を施した革製品はあまり買いません。むしろ使い込んで表情が変わっていくのが好きな方ですが、今回は珍しく「スーツにも合うデザイン」を探していたのでその選択肢から外しました。

それでは中身を

財布を開くとご覧の通りです。

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一見するとどうやってお札を入れるのか、また小銭入れはどこにあるのか分からない形状です。

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ついでに今までのお金の収納方法。カバンをあけると現金がむき出して入っています(笑)
これはこれで便利だったんですけどね~。

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それではカバンからお金を引っ張り出してこの薄い財布に詰めてみましょう。
ちなみにそれなりの金額が入ってましたが、この日はたまたまで見栄を張ったわけではありません(笑)

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まずはお札の収納です。
カード入れの背面に差し込み、反対側は三角形のオサエに挟み込みます。
この形状だとどうしても右利きの人しか使えないので、なんと左利き用もラインナップされていました。

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小銭入れはここになります。
一応、500円玉1枚+100円玉4枚+50円玉1枚+10円玉4枚+5円玉1枚+1円玉4枚の合計15枚999円が入る仕様となっています。確かに999円あればどんな会計金額でも対応できますもんね。
でも私はあまり小銭を持ち歩かない主義なので、ジュース代ぐらいしか入れるつもりはありません。

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ちなみに閉じるとこんな感じです。
開いた時に小銭が落ちないか気になりましたが、写真のような角度で使う限りはまったく問題なし。財布を水平にしてしまうと小銭が溢れてダメでした。
まあこれは使い方を気をつければOKで、メーカーもこのように使えと言っています。

次はカードを入れてみましょう。
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仕様的には5枚まで入るそうです。
用意したのはコーヒーショップのポイントカード、taspoETCカード社員証、名刺の5枚。内2枚は薄いので実質4枚ぐらいの厚みでしょうか!?

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収納するとこんな感じです。
しかしカード類を重ねて入れるというのはある意味異様な光景かもしれません。
普通なら取り出しにくいのでこのような財布の構造は無いはずです。

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しかしこの財布は写真上側のV字部分以外に右下の三角部分からもカードを押してスライドさせること事ができるので、2枚目以降のカードも取り出しやすくなるような工夫がされています。

上のV時部分で1枚目のカードをスライドさせ、下の三角部分で2枚目以降のカードをスライド。その後にV字部分で1枚目のカードをスライドさせれば2枚目のカードが現れるという具合です。
これはちょっと目からウロコでした。

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財布を閉じるとこんな感じです。
小銭入れの部分に財布の端部を引っ掛けているので、勝手に開きにくいような設計となっています。ほんと随所に工夫が凝らされていますね。

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最後に恒例のタバコとの対比ですが、中身を入れてもご覧の通りの薄さです。
その名に恥じないこの薄さ。設計者にまんまとやられた感じがしてしまいました。

ちなみにこの財布は日本の職人さんが縫製しているそうで、今時珍しい日本製の商品です。
使用材料が少ないにも関わらず、逆に値段が高めで\14,800円也。
しかしこの財布でしか得られないこのコンパクトさに魅力を感じられるような方には妥当な値段かもしれません。