なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

YOSHIMURA デジタルマルチテンプメーターASSY model-K 2.3m 415-005-2301

紹介

大排気量車のエンジンの発熱量はハンパなく、その水温や油温が気になる方もいらっしゃるでしょう。そんな水温や油温を表示できるメータがこちら。

イメージ 1

YOSHIMURA製のデジタルマルチテンプメーターASSY model-K 2.3mコード付属タイプで型式は415-005-2301です。価格は15,000円ほどだったと思います。
また油温を計測するセンサーとして同じくYOSHIMURA製のテンプメーターセンサー TYPE-Bで型式は415-003-0616も同時に購入しました。こちらの価格は3,500円ほどだったと思います。

イメージ 2

まずはセンサーの取り付けですが、ハヤブサの場合はこの部分のボルトを抜いてセンサーを取り付けます。

イメージ 3

センサーにはOリングとアルミワッシャを取り付けます。
YOSHIMURAの赤アルマイトの色合いは独特で、暗めの渋い色調は私も好みですね。

イメージ 4

オイルが多少こぼれることを覚悟して、ボルトを抜いてすばやくセンサーを取り付けます。
床にオイルが垂れる可能性が高いので、ウエスなどで養生しておきましょう。

イメージ 5

センサーの配線は、純正の油圧センサーと同じ取り回しとしました。
そうすることでクランクケースに付いているハーネスクリップを使えるので綺麗に配線できます。

イメージ 6

センサーの配線は写真の位置を通って車体左側に回します。
あとはメインハーネスにそってハンドルまでハーネスを這わせていけば綺麗にまとまります。

イメージ 7

写真の位置でメインハーネスと合流させます。
また、シートしたに増設したリレーを介してバッテリーから電源をとるので、この位置で電源線とも合流します。
本来ならばポジションラインにメータの電源線を割り込ませれば良いのですが、できるだけ正確なバッテリー電圧を計測したかったのでこのような配線としました。

イメージ 8


イメージ 9

このようにメインハーネスにそって這わせていきます。
恐らくこれが最もまとまりの良い配線ではないでしょうか?
ちなみにETCやGIproの配線も這わせてあるのでそれらを固定しているタイラップを一度切断し、再度まとめてタイラップにて固定しています。

イメージ 10

この位置で電源線をギボシ端子を使って接続。

イメージ 11


イメージ 12

ハンドル周りは、右ハンドルスイッチBOXのハーネスに這わせて配線しています。
こうすることで綺麗に配線できると同時に、ハンドルを左右にきってもハーネスに変なテンションがかからないようになります。

イメージ 13

メータ本体はこの位置に付属のマジックテープで固定しました。
配線はメータの右側から出ているので、ハンドルの下をくぐらせて接続しています。

インプレッション

このメータのお陰で油温を測定する事ができるようになったわけですが、走行中は大体85~95℃程度でした。これがいいのか悪いのかは分かりませんが・・・。
また渋滞や低速走行が続くと油温がみるみる上昇していくので精神衛生上良くないかも(苦笑)

そもそもこのメータを取り付けた一番の目的はバッテリーの電圧監視でした。
アイドリング時は14.5V、そこから回転数を上げていくと3,000rpmで12.7V・・・何故電圧が下がる!?普通はアイドリング時が13V程度でそこから回転数と共に14.5V程度を限度に電圧が上がっていくような気がするのですが・・・。
とりあえずバイク屋に相談してみたものの、最近のバイクは充電電圧は低めになっているので大丈夫だろうと。まあエンジン始動前の電圧は12.5V以下だったので12.7Vであれば理論上充電できます。
また、過充電しているわけではないのでその点の心配はありませんでした。

ちなみにレギュレターは2~3万円程度する意外な高額部品だったりします。
上記の症状は気になりますが、壊れているわけでは無さそうなのでまだレギュレターの交換はしないでおこうと思います。
こういった判断が出来るようになったのもこのデジタルマルチメーターのお陰かもしれません。

また、そのほかに気になる点があるとすれば、油温だけデジタル表示で正確に表示できるのに対し水温は純正メーターパネルのアナログ表示のみ。人間ってのはゼイタクなもので、デジタル表示に見慣れるとついつい水温もデジタル表示させたくなってきます。
折角ならばデュアルテンプメーターにしておけば良かったと思う今日この頃です。

注意事項

これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。
また、整備不良は生命の危険に直結する恐れがありますので自己責任でお願いします。