なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

SUNSTAR カスタムタイプディスクローター/ホール/ゴールド KC-104H

紹介

まずは純正のブレーキローターをご覧下さい。

イメージ 1

こちらは43,000km使用したブレーキローターで、一見普通に見えますが・・・

イメージ 2


イメージ 3

拡大するとご覧の通り。カシメ部分に入っているウェーブワッシャーが割れています。
こうなってくるとハードブレーキング時にハンドルに振動が出たり、ブレーキレバーにキックバックが返ってきたりとかなり危険な状態になります。

そこで純正ブレーキローターの交換用に選んだのはこちら。

イメージ 4

純正と同じくSUNSTAR製のカスタムディスクローター(ホールタイプ/ゴールド)で、型番はKC-104H、価格は1枚20,000円ほどだったと思います。ハヤブサの場合はダブルディスクなのでこれが2枚必要となります。

写真のモデル以外にもアウターローターはスリットタイプ、インナーローターはブラックアルマイト等の仕様が選べます。ホールタイプは軽量化と放熱性に優れ、スリットタイプは熱容量が大きいとのこと。

また、ブレーキローター交換に併せてブレーキローターをホイールに固定するボルトも新品に交換しています。こちらはSUZUKI純正部品で型番は09106-08125、1本140円ほどで合計10本が必要となります。

イメージ 5

こちらがバイクに対して外側に向く面ですが、純正の8本スポークに対して10本スポークという違いがあり、剛性は間違いなくこちらの方が高いでしょう。ただしインナーローターの重量はこちらの方が重そうです。
また、カシメピンが黒色ですが、これは特殊なメッキによるものだそうです。

イメージ 6

裏面はホイールと接する部分が削り込まれています。
実はインナーローターは形状以外にも純正と大きく違っている点があり、純正のパンチングプレス成形に対してこちらは削り出しで製作されています。
また、インナーローターの厚みもこちらの方が分厚くなっています。

イメージ 7

カシメピンの裏側は純正と同様です。このブレーキローターはフルフローティングタイプではないので、写真のようにウェーブワッシャが挟まれています。
フルフローティングタイプのブレーキローターにしなかったのは、耐久性の問題からカシメピンのメンテナンスが必要になるのを嫌い、耐久性を重視してこちらを選択しました。

また、ウェーブディスク等の選択肢もありましたが、1枚あたりの価格が倍程度する点と、ブレーキパッドの減りが早くなるデメリットにより採用しませんでした。

インプレッション

当たり前の話ですが、純正+α程度のブレーキローターなのでブレーキフィーリングが変わった等の変化はまったく感じられませんでした。

イメージ 8

見た目はご覧の通りで、隼を良く知る人なら一目で気が付くかもしれません。ただ、色も純正と同じですし、ほとんどの人は気が付かないでしょう。
元々破損した純正からの交換であり、カスタムによるブレーキ性能の向上や外観の変化を求めて導入したパーツではないので、本来の機能を発揮しているだけで私は十分です。

注意事項

これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。
また、整備不良は生命の危険に直結する恐れがありますので自己責任でお願いします。