なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

Electrolux ergothree auto EER530SO

時代を逆行するかのように・・・

引越しをするにあたり、以前から嫁さんに掃除機の購入をせがまれていました。
現在の掃除機はサイクロン式の掃除機なのですが、どうも吸引力に不満があったようです。そしてゴミを捨てる際に掃除機内部に集積されたゴミが舞い散ったり、フィルタを頻繁に掃除しなくてはならないことも不満だったようです。

この状況を打破するべく、お得意のリサーチを開始しました。
まずインプット情報は、

・吸引力に優れること
・ゴミ捨てがしやすいこと

吸引力からまず連想するのが【吸引力の変わらないただ一つの掃除機】のキャッチフレーズで有名なDysonでしょう。
ルートサイクロンテクノロジーによるその吸引力とメンテナンス性の高さはもちろん気になりましたが、ネックな点は動作音が大きいことと価格が高いこと。
と言うことで他も探してみると・・・。

しかし国内家電メーカーはどれも同じような感じでパッとしません。
更に探すとElectrolux社のergothreeという製品に出会いました。しかもなんと今時紙パック!!なのですが、紙パックの方が実はゴミを捨てるのが楽だったり、フィルタの掃除が不要などなどメリットも大きいことが判明。しかも紙パック代は1年で1,000円程度。

この事実を伝えると嫁さんが開口一番に「今時紙パック!?」と。そりゃそうだと私も思いましたが、まあとりあえず実物を見に行こうと言うことで自宅近くの家電量販店に出向きました。
そこには各社の掃除機が展示されており、DysonElectroluxが競うように並んでいたのでこれ幸いということで両社の製品を比較することに。

Dysonも従来製品から小型・静音化を果たしており、当然吸引力も十二分。そしてElectroluxのergothreeを試すと・・・恐ろしい静かさの上に恐ろしい吸引力!!
先ほどまで紙パックを馬鹿にしていた嫁さんも目からウロコ状態になっていました。が、価格を見ると約7万円。こちらも目からウロコでした(苦笑)

そしてお得意の価格.comで検索すると・・・、何故か5月に入ってから急に価格が下落し、結局カメラのキタムラで4万円程度で購入することができました♪
そして我が家に到着~。

イメージ 1

幾つかモデルがありましたが、値段が大して変わらなかったので最上位モデルのergothree auto EER530SOをセレクト。
そうそう、Electroluxって世界第二位の家電メーカーみたいですね。これを買うまで知りませんでした(苦笑)

イメージ 2

ご開帳♪
一応予備の紙パックも付属しています。
ちなみにこの紙パックはシャッター機構が備わっており、ゴミが満タンになって取り外す際に、吸入口にシャッターが降りて内部のゴミが流出しないような親切設計になっています。
やはりゴミ捨てのしやすさはサイクロン式に比べて紙パックの方が有利なのではないでしょうか!?

イメージ 3

すべての付属品です。
各ホースのジョイント部はちゃんとパッキンが装着されており、これも吸引力を高めて動作音を静かにする意味があるとのこと。正直感心しました。

イメージ 4

組み立てるとこんな感じです。
ホースも本体もゴツく、小型化と言う点においては日本製品に比べて劣ります。が、許せない大きさというわけではありません。ヨーロッパ製品にしては相当頑張ったと個人的には思うのですが・・・。

ちなみに掃除機ヘッドは狭い隙間を掃除しやすいように低く折れ曲がるといった機能はありません。その点も日本製品が有利!?

イメージ 5

インジゲーターは青色LEDで、吸引力は1~3の三段階、あとはAutoモードを選択できます。
「1」で使用すると掃除機をかけていてもテレビの音を聞き取れる程度の音しかしません。それでもそれなりの吸引力を発揮し、日常的な絨毯の掃除では十分です。
「2」で使用するとそれなりに動作音も大きくなりますが、絨毯がくっついてヘッドを動かしにくいぐらいの吸引力が発生します。
「3」のフルパワーは使う機会があるのか!?と言うぐらい強力。フローリングでしか使用できないモードだと思われます。

そんなわけで、ちょっとゴツくて大きいいけれど、パワフルな吸引力と高い静粛性、そして紙パックの採用による清潔・簡単なゴミ捨てを実現したこの掃除機は非常に満足する買い物となりました。
決して安くはないし高機能なわけでもないですが、使った人にだけ分かるその性能は期待を裏切らないのでオススメです。