なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

iPod電池交換

快適な音楽ライフのために

2008年11月からかれこれ10年近く使い続けているiPodですが、その内蔵バッテリーは例に漏れず青息吐息。しかしながらiPodを携帯して持ち歩くことはなく、車内に常時接続してカーオーディオの一部として使っていたためバッテリーの持ちはそれほど大きな問題にはなりませんでした。
が、数か月に1度の頻度でiPodの起動不良が発生するようになったため、いよいよバッテリー交換をしないとダメかとなったわけです。

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そんなわけでAmazonでSato Commerceの互換バッテリーをゲット。お値段\1,680です。
ちなみにiPodはいくつかモデルが存在し、モデルによってはバッテリーが違うのでご注意を。私のiPodiPod classic 80GB シルバー、モデル番号および発売日はA1238:2007-09、型番はMB029J/です。
そしてバッテリーに付属している青色の棒はiPodの分解用工具と思われますが、クソの役にも立たないので期待しないように。

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YoutubeiPodの分解方法がアップロードされているのでそれを参考に根性で開きます。
第一刀はこの写真の位置がお勧め。そしてカッターを使うという無謀なことはせずに、専用分解ツールを使うことを強く推奨します。
そしてiPodを傷つけたくない人はマスキングテープなりで養生しましょう。私は面倒なので横着しましたが・・・。

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四苦八苦しながらなんとか開封
分かってしまえば何てことないのでしょうが、上下のカバーを繋ぐ爪の位置と形状が分からなかったのでエライ苦労しました。

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この茶色のコネクタを上に引っ張るとロックが外れてバッテリーのハーネスが外せるようになります。くれぐれも強く引っ張らないように。
この手のコネクタはとある装置の設計で使ったことがあったのでお手の物でした♪

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爪の形状はご覧の通り。ドライバーで指示している側は無理やり引っ張ったので爪が浮いています。右側が本来の形状になります。

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古いバッテリーは両面テープで固定されているので綺麗に剥がし、新しいバッテリーを装着して完成。
バッテリーのハーネスは純正バッテリーと同じ形状になるよう折り曲げておきます。

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ちなみにサイド側の爪の位置はご覧のとおりで、4か所あります。
この爪の位置に薄い板を挿入すると上手く爪のロックが外れてくれるのですが、なんと説明してよいやら(汗)
Youtubeの動画で薄い金属板をiPodに差し込んでいますが、それはこのロックを外すためにやっているようです。

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分解したiPodを元に戻すのは超簡単で、上下のカバーをパチンとはめるだけ。こりゃ組立作業者に優しいわと感心しました。
ちなみに上下のカバーを閉じる前に電源を入れて起動することを確認しましょう。もしカバーを閉めた後に起動しなくてもう一度分解する羽目になったら最悪ですので。

というわけでかなり苦労しましたが無事にバッテリー交換を済ませ、iPodはすこぶる快調に動作するように。内部のHDDが壊れるまでこれからも使いたい倒したいと思います。もしHDDが壊れたら次はCFカードへの換装にでもトライしてみましょう。
iPod classicは絶版になって久しいですが、これに代わる大容量ポータブルオーディオプレーヤーはないので修理してでも使い続けるしかありません。まあ最近のカーオーディオはUSBデバイスが使えるのでiPodの優位性は消えつつありますが、iTunesとの連携は捨てがたいものがあるのも事実です。

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081109 iPod