なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

7.13水害

今日も雨・・・

昨晩はなんだか雷の音がするなぁと思っていたら、帰り際ににえらい勢いで雨が降ってきました。せめて車に乗るまで待ってくれててもいいのに(ノд-。)クスン
この栃尾という地方はしょっちゅう一時的な激しい雨が降るので、「こんなに降って大丈夫なのか?」と時々心配になります。

雨の脅威

豪雨と言えば2004年7月13日に中越地区を襲ったいわゆる「7.13水害」でしょう。
私は2005年に新潟に来たので直接は体験していないのですが、会社のK氏が果敢にも撮影した写真があったのでここで少しご紹介したいと思います。
まずは、

イメージ 1

ここは会社近くの川で、水位が2m以上増加して決壊寸前まで水面が到達したそうです。
毎朝ここを通勤で通りますが、普段は非常に穏やかな川なので、初めてこの写真を見たときは衝撃でした。
ちなみにこの後K氏はガードレール付近まで近寄って撮影を敢行したようですが、良い子はマネしちゃいけません(´Д`;)
ここより下流(表町周辺)はやはり床下浸水したようで、水が引いた後には泥が堆積し、撤去作業にあったった住民の方々は苦労されたと思います。

イメージ 2

決壊寸前!!

栃尾より下流見附市がありますが、栃尾から流れる刈谷田(かりやた)川により見附の床下・床上浸水被害は甚大なものになったそうです。
見附にはガス機器で有名なコロナの工場がありますが、ここの従業員の車は水没したので、車購入補助金が出たとか出ないとか・・・
一部の噂で刈谷田ダムの放水によって水害の被害が拡大したと聞き、気になって刈谷田ダムに行ってきました。

イメージ 3

なんと、ダムの堤防ギリギリまで水位が増加し、放水するしかなかったんですね。(白いラインが最大水位を示す。)おそらくダム管理者も貯水と放水のバランスを保ちながら限界までがんばったのでしょう。
写真は2005年11月のものですが、この日は地元のおばあちゃん達が水彩画を描いていて、水害とは無縁のほのぼのとした雰囲気が漂ってました。

おわりに

私のような水害を経験していないものがこのような記事を書くのもおこがましい話ですが、「自然の脅威を忘れるな」という自戒の意味で記事を作成しました。
2008年7月28日には地元金沢でも集中豪雨による浅野川水害が発生しており、他人事ではないなと感じた次第です。