なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

吸気負圧同調調整

  手順

この作業に先立って、下記の作業を済ませて下さい。

 

 

スロットルボディ清掃はやらなくても大丈夫ですが、どうせここまでバイクを分解するのであれば是非実施しておきましょう。

 

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ますはエアクリーナーBOXに付いている吸気圧センサと吸気温度センサを取り外します。吸気圧センサはプラスドライバ、吸気温度センサは19mmのスパナで緩めます。
外したセンサはバイクに取り付けます。

 

イメージ 2

スロットルボディ上部のキャップと配管を外します。

 

イメージ 3

キャップと配管を外した部分にバキュームゲージを接続します。
また、外した配管2本と吸気フラップ用の負圧配管にドライバー等を挿して栓をしておきます。

 

イメージ 4

バキュームゲージは目視しやすいようぶら下げておきましょう。

 

イメージ 5

各気筒の間に調整ねじがあるのでこれをドライバーで回してすべての負圧が同じ値を示すよう調整します。
調整順序は①-②、③-④をそれぞれ合わせ、最後に②-③を合わせます。

 

イメージ 6

写真の用に針の位置が揃えばOKです。
調整にはコツが必要で、ドライバの重みだけでも値が微妙に変わります。なので慣れが必要かもしれませんが、要領を掴めば簡単です。

 

負圧同調をきっちり実施した後はエンジンの回り方が驚くほどスムーズになります。ちなみに調整中も排気音が変わって揃った連続音に変化していきます。
バキュームゲージという特殊工具が必要な作業ですが、スロットルボディの清掃と合わせて定期的に実施することで最高のエンジンコンディションを味わえますので非常に効果の大きいメンテだと思います。

  注意事項

これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。また、整備不良は生命の危険に直結する恐れがありますので自己責任でお願いします。