なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

フロントサスオーバーホール

  手順

自分自身はフロントサスをオーバーホールする技量を持ち合わせていないので、ここでは日頃お世話になっているバイク屋さんによるフロントサスオーバーホールをご紹介させて頂きます。

 

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まずバイク屋さんのこだわりとしてフォークオイルはMOTUL FORK OIL FACTORY LINEを使用しています。
柔らかいオイルと硬いオイルの2種類があり、これを車種別の処方箋に従ってブレンドすることで目的の粘度に調合する必要があるそうです。

 

このフォークオイルの特徴はなんと言ってもその作動性。オイルを交換しただけなのにフロントフォークの動きが見違えるほど良くなります。
私自身も体感するまで半信半疑でしたが、フォークオイルを交換した後のフロントタイヤのフィーリングがすごく良く、フロントタイヤが路面に張り付いているような感じを受けました。
非常にお勧めできるフォークオイルですが、ブレンドする必要性があるので個人での交換だとオイルが余って勿体ない事になるような気がします。

 

話は変わって、ハヤブサにはKYBのφ43倒立フォークが使用されています。
このフロントフォークはスライドメタルが単独供給されておらず、バイク屋さんでは交換不可能な部品です。
約60,000kmを走破したハヤブサですが、スライドメタルのテフロンコーティングが剥げた様子もなく特に交換しなくても今のところは大丈夫そうなので、意外と耐久性が高いのかもしれません。

 

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最後にフロントフォークの突き出し量ですが、ハヤブサの場合はトップブリッジカバーがあるのでフロントフォークの位置決めが困難を極めます。
トップブリッジカバーに突き当たるまでフロントフォークを差し込むと、通常よりフロントフォークが突き出た状態になり前下がりのセッティングになります。
かと言ってトップブリッジカバーを取り外すのも非常に手間なので、ステムのアンダーブラケットとフロントフォークのオイルシール取付面(シールとケースの境界)が215mmとなるようにすればOKです。

  注意事項

これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。また、整備不良は生命の危険に直結する恐れがありますので自己責任でお願いします。