Pipercross製のパフォーマンスエアフィルターで型番はNPX043。価格は8,500円ほどだったと思います。
左が純正で右がPipercrossですがご覧の通りの奇抜な色。いかにもカスタムという感じもしますが、いざ取り付けるとまったく見えなくなるのは少し残念です。
純正は不織布製で基本的に使い捨て。それに対してPipercrossは難燃性の多孔質ポリウレタンフォームで内側と外側で密度を変えています。
メーカー言うにはこの多孔質ポリウレタンフォームにより吸気効率アップとのこと。
メーカー言うにはこの多孔質ポリウレタンフォームにより吸気効率アップとのこと。
純正は黒い部分が固いプラスチックで出来ていますが、Pipercrossは固いゴム状の材質で出来ているので直接ネジ止めするには強度が足りません。
そこで矢印のバックプレートで固定するのですが、反対向きに取り付けないよう注意しましょう。またこのバックプレートの取り付けに関して一切の説明が無いのがマイナスポイント（もしかすると英文で記載されているのかもしれません）。
また、交換方法はこちらを参照して下さい。
このエアフィルターの最大の利点が中性洗剤で水洗いできること。純正のように使い捨てではないので非常に経済的です。
しかもK&NやBMCなどと違ってフィルターを専用オイルで湿らせる必要も無いので、中性洗剤で洗って日陰で干せばそのまま再使用できる点が素晴らしいです。
インプレッション
元々人間が扱いきれないほどの馬力を発揮するハヤブサ。エアクリーナーの吸気効率が僅かに向上していたとしても、私はそれを体感できるほどの感覚を持ち合わせていませんでした。しかしアクセルをワイドオープンした時に吸気音が逞しくなった点はしっかりと聞き取れました。
また燃費が1～2kmほど向上したので汚れた純正フィルターとの差ははっきり出ました。しかしこれは新品の純正フィルターと比較したわけではないので、Pipercrossの性能によるものなのかは分かりません。
バイクを乗り続ける限りエアフィルターは定期的に交換しなければなりませんし、純正を数回交換することを思えば最初の交換でPipercrossを導入した方が間違いなく経済的でしょう。
性能云々よりもこの経済性に価値を見出すのはアリだと思います。
また、整備不良は生命の危険に直結する恐れがありますので自己責任でお願いします。
性能云々よりもこの経済性に価値を見出すのはアリだと思います。
注意事項
これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。また、整備不良は生命の危険に直結する恐れがありますので自己責任でお願いします。
