なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

NGK イリジウムプラグ CR9EIX

紹介

ハヤブサの純正プラグはNGK製のCR9Eです。
今回紹介するのは上記純正プラグと取付互換性のあるイリジウムプラグですが、NGKDENSO、DAYTONAなどいろいろなメーカーから発売されています。

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私が使用しているのは純正と同じNGK製のイリジウムプラグで型番はCR9EIXです。店頭価格は値札の通り約1,800円、しかし通販だと1本1,200円程度まで値段が下がります。
それでも純正プラグの2倍程度の値段であり、これを4本必要になるのでトータルの金額としてはそこそこの値段になります。

そもそもイリジウムプラグとは何なのか!?という話ですが、NGKのWebサイトの内容を抜粋すると、中心電極にイリジウムを採用する事で電極を細くでき、その結果シリンダー内の混合気に着火した直後の火炎核から電極が奪う熱エネルギーが少なく(接触面積が小さいので)なって、優れた着火性をもたらすとのこと。
それによって始動性、燃費、レスポンス、パワーなどが向上するとの事です。

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右が新品で、左が約10,000km使用後のイリジウムプラグになります。
これまたNGKのWebサイトによると、二輪車のプラグは純正プラグであれ、イリジウムプラグであれ3,000~5,000kmが交換の目安だそうです。
四輪車では15,000~20,000kmが交換の目安ですが、これに対して二輪車のプラグの交換目安時期が短いのは使用するエンジン回転数が比較的高く、同じ距離を走るならエンジン回転数が高い=プラグ点火回数が多い二輪車の方が消耗が激しいという事らしいです。

あくまで私の場合ですが、交換目安時期の2倍である10,000km使用してもパワー、レスポンス、燃費の悪化等は感じられませんでした。
そもそも大排気量車はそれほど回転を上げて走る訳でもありませんし、これぐらいは大丈夫でしょう。

また、交換方法はこちらを参照して下さい。

インプレッション

純正プラグ⇒イリジウムプラグに交換した時は、エンジン低回転域でのレスポンスアップは感じられました。しかしこれは単にプラグが新しくなったからで、新品純正プラグでも同様の効果があったのかもしれません。
また、イリジウムプラグ⇒イリジウムプラグに交換した際は、エアフィルタ洗浄、スロットルボディ洗浄、負圧同調などの作業も同時に行っていますので、プラグ単体交換での効果は良く分からないのが実情です。

イリジウムプラグは取り付けてしまえばまったく見えなくなるパーツですし、交換した効果も体感しにくいパーツです。しかし見えない部分に手間隙をかけるというのも趣味の醍醐味ではないでしょうか!?
それぐらいの気持ちで過剰な期待をせずに導入したいパーツの一つです。

注意事項

これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。
また、整備不良は生命の危険に直結する恐れがありますので自己責任でお願いします。