なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

SYGN HOUSE B+COMデュアルオーディオトランスミッター BC-DAT01M

紹介

iPodなどBluetooth未搭載機器をB+COMなどのBluetoothヘッドセットで聞くためのBluetoothトランスミッターがこちら。

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SYGN HOUSE製のB+COMデュアルオーディオトランスミッターで、型番はBC-DAT01Mです。価格は12,000円ほどで、2011年4月に購入しました。
見た目的にはB+COM本体と比べてかなりチープな感じ。金型の仕上げが甘いのでヒケが目立ちますが、この値段ならば致し方ないのかもしれません。
また、自分自身がインジェクション成形品を設計する立場の人間なので、そのような目線に成らざるを得ない点はご容赦下さい。

この製品はこれ1台で2台のB+COMを接続できる点が最大の特徴で、タンデムをしながら同じiPodの音楽を聴くといった使い方ができます。
私はiPodを1台しか所有していませんが、そのうち出番があることを信じて先行投資ということで購入しました。
また、バッテリー搭載タイプと、バイクから電源を供給する2タイプがありますが、利便性を考慮してバッテリー搭載タイプにしました。

充電器自体はB+COMと共通で、ミニUSB端子での充電になります。
一応、防滴を考慮しているようですが、充電端子の部分のカバーはかなり貧弱ですので濡らさない方が無難かと。

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使い方は、まずB+COMとペアリングさせることから始まるのですが、BluetoothのプロファイルはA2DP(Advanced Audio Distribution Profile)を使うようです。
これは携帯電話と競合しますので、携帯電話より先にペアリングさせる必要があります。
また、後からペアリングする携帯電話は、設定でHFP(Hands-Free Profile)のみに有効にしておくと良いかもしれません。私の携帯電話はDOCOMO SH-03Bですが、接続プロファイルはマニュアルで変更できました。

一度ペアリングが済んでしまえば次回起動時からは何も考えなくて良いのですが、携帯電話のみの接続を常用してさらに携帯から音楽を流すという使用スタイルで、たまにデュアルオーディオトランスミッターを接続してiPodの音楽を流すという場合は、上手くデュアルオーディオトランスミッターが接続できない事があります。
そんな場合は以下の手順でペアリングの問題を解決できるかもしれません。

① デュアルオーディオトランスミッターを起動
② PAIRING1とPARING2ボタンを5秒間同時押しでリセット
③ SB213.EVOを起動
④ デュアルオーディオトランスミッターを起動
⑤ SB213.EVOをペアリングモードへ
⑥ デュアルオーディオトランスミッターをペアリングモードへ
⑦ ペアリング成功
⑧ 携帯電話をペアリング

前回の使用で携帯電話とA2DPプロファイルを使って接続していた場合は、改めてデュアルオーディオトランスミッターとペアリングさせないと上手く接続出来ないようです。
ということで、デュアルオーディオトランスミッターをペアリングするには少しコツが必要です。

インプレッションですが、音質は携帯電話から音楽を流す方が高音質のような気がします。
また、たまに音質が一時的に悪くなる現象が発生するのですが、これは私の個体だけかも。
実は初期不良にあたってしまい、新品交換してもらった個体なのですが、これ以上サポートとやり取りをするのが面倒なので、多少の音質低下には目をつむって使い続けています。
ちなみにSYGN HOUSEのサポートは丁寧・迅速でイメージはかなり好印象でした。

そんな不具合も多い製品なのですが、携帯電話と違って膨大な曲数を収録したiPodが使える点は素晴らしく、長距離ツーリングなほど重宝します。
また、満充電で16時間ぐらい使えるようで、丸一日ツーリングをしても十分なバッテリー容量だと思います。

注意事項

これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。また、ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。