本来は取り外して行う作業ではないのですが、解説が難しいのでここではフロントカウルを取り外しています。
光軸は上図の4ヶ所のビスで調整するのですが、上2つはロービーム、下2つはハイビーム用となります。
調整ビスの近傍には写真のようなガイドがあるので、調整時はこれを活用します。
また、調整ビスにはヘリカルギヤのようなギザギザが付いており、これも調整時に活用します。
まずは、ロービーム上下側になります。
写真のようにガイドに+ドライバーを指し込み、調整ビスのギザギザ部分にドライバーの先端を当てます。
この状態でドライバーを回すとドライバー先端の十字溝とビスのギザギザが噛み合って調整ビスが回ります。
調整ビスの頭の十字穴はバイクに組み込んである状態ではとてもアクセスしづらいので、バイクの下方からドライバーを差し込んで調整できるようになっているというわけです。
こちらは、ロービーム左右側になります。
こちらは、ハイビーム左右側になります。
こちらは、ハイビーム上下側になります。
車輌の取扱説明書にも光軸調整方法は記載されているのですが、このようにドライバーを横から差し込んで回すというのはイマイチ読み取れません。もう少し親切に解説してくれればと思うのは私だけでしょうか!?(苦笑)
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