なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

クラッチフルード交換

  手順

この作業に先立って、下記の作業を済ませておいて下さい。

 

 

サイドカウルは左側のみ取り外せばOKです。
ちなみにクラッチ側はブレーキ側と違って、フレームに沿って配管されているので、エンジンの熱が直に伝わりフルードの劣化が激しいです。

 

イメージ 1

まずはクラッチマスターのリザーバータンクのフタを外します。
純正の場合は皿ビス2本で固定されてますので、プラスドライバーでそれを緩めればフタを外せます。
また、フタとタンクの間にはゴムパッキン(ダイヤフラム)が挟まっていますので、落とさないように注意して下さい。さらにゴムパッキンが変形している場合もあるので、その場合は手でそっと形を戻しましょう。

 

イメージ 2

続いてクーラントのリザーバータンクを外します。

 

イメージ 3

クラッチピストンにはブリーザーボルトがついているので、キャップを外して8mmのメガネレンチを掛け、耐油ホースを差し込みます。
耐油ホースを差し込む前に、少しだけブリーザーボルトを緩めておくと後の作業が楽です。

 

以下、オイル交換手順です。
ちなみにクラッチフルードはブレーキフルードと同じものを使用します。

 

クラッチレバーを握る
② ブリーザーボルトを緩める
③ ブリーザーボルトからオイルが出る
④ ブリーザーボルトを締める
クラッチレバーを戻す
クラッチレバーを何回か握り、タッチが戻るまで繰り返す
⑦ リザーバータンクの残量が少ない場合はブレーキフルードを継ぎ足す
⑧ ①へ戻る。

 

オイル交換はブリーザーボルトから汚れた(茶色い)フルードが出てこなくなったら完了です。
ブレーキとは違い、ブリーザーボルトを緩めなくてもレバーがストロークするので少し感覚を掴むのにコツがいるかもしれません。
また、マスターを変更している場合、大抵ブレーキ側よりリザーバータンクの容量が小さいのですぐに液面が下がります。なので、フルードの継ぎ足しはこまめに行いましょう。

 

  注意事項

これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。また、整備不良は生命の危険に直結する恐れがありますので自己責任でお願いします。