nao製のフェンダーエリミネーター)で材質はFRPです。価格は22,000円ほどだったと思います。
nao製品を選んだのはその寸法精度に定評があるからなのですが、後でハヤブサ乗りの知り合いに聞いたところ、コ○ース製品だとプラスチックファスナーが飛びまくって結局nao製に交換したとか。
また、この製品は黒ゲルコート仕上げですが、これは紫外線で徐々に劣化していくので思い切って取付前に黒塗装に出しました。なのでやけに艶があるように見えるのはその影響です。
取り付けに関しては純正と同様なのでシートフェンダー着脱の記事を参照して下さい。
取付自体は何の問題もなく、シートカウルのプラスチックファスナー取付穴とも位置合わせが不要なぐらい寸法精度が高かったです。
シート下の収納スペースは純正よりも広いぐらいの容積が確保されており、タンクアップ時に使用するタンクステーも純正同様収納可能です。
裏面は多少ナットが露出するのですが、これはどうしようもないので諦めましょう。
バッテリーとECUも純正同様に固定されます。
しかし純正ほどがっちり固定されるわけではなく、多少の隙間が空いてしまうのはしかたないです。
だからと言ってこの隙間を放置しておくと走行中の振動でバッテリーやECUがズレてFRPと擦れ、バッテリーやECUのケースがかなり削れます。なのでかならずスポンジ等で隙間がなくなるよう、そしてがっちり固定する方法を検討して下さい。
同じくnao製のリアフェンダーとのマッチングですが、思いのほかクリアランスが少ないです。
この車両のようにリンクとサスを変更して一人乗り用サスセッティングの状態でタンデムすると、フェンダーエリミネーターとリアフェンダーが干渉します。純正サスや社外サスの場合ならばそれほどリアサスが沈み込まないのでそのような問題は発生しないと思いますが念のため。
ご覧の通りかなりすっきりとしたリアビューになります。
どちらかと言うとリア周りが重たい印象のハヤブサですが、フェンダーエリミネーターの装着で随分とすっきりしたリア周りの印象に変わります。
ルックス、収納容積、寸法精度のこの3点を満たした本製品はかなりオススメできる製品だと思います。
注意事項
これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。また、整備不良は生命の危険に直結する恐れがありますので自己責任でお願いします。