なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

Amon リレー 1245

紹介

バイクはイグニッションOFF時でも、GIpro等の電装品が装着されていればその待機電力によりバッテリーの電力は徐々に減っていきます。一冬放置すれば最悪の場合バッテリーが上がってしまうという問題を解決するために、リレーを介して各電装品に電源を供給することにしました。
そこで私が選んだリレーはこちら。

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エーモン製のリレーで型式は1245です。価格は1,500円ほどだったと思います。
定格はDC12V20Aとなっていますがバイクの場合は無線機でも積まない限りこのような大電流は必要ないでしょう。
ただ、エーモンのリレーは全国のホームセンターで普通に入手できますし、ハーネスも最初からギボシ端子が圧着されているのでDIY用の素材としては非常に使いやすいと思います。

イメージ 2

リレーの設置場所はご覧の通りで、naoのフェンダーエリミネーターの固定ボルトがちょうど良い位置にあったのでそこに共締めしました。
配線はご覧の通りです。

 青:スイッチ ⇒ リアブレーキランプ
 黒:アース ⇒ フレーム
 赤:電源+ ⇒ バッテリープラス端子
 黄:電装品 ⇒ ETC、GIpro、デジタルテンプメーター

このリレーは青のラインにDC12Vが供給されると、赤と黄のラインが導通して電装品に電力が供給されるようになります。
つまり青のラインにDC12Vが供給されない限り電装品に電力が供給されないので、「電力が供給されない=待機電力も0」となります。

イメージ 3

今回はバイクのイグニッションをONした時点で電装品に電力を供給したかったので、青のラインはリアブレーキランプコネクタのポジションラインに半田付けしました。
ブレーキランプはアース、ポジションライン、ブレーキランプラインの3つの端子があり、ポジションラインはイグニッションOFFで0V、イグニッションONで12Vとなるラインです。
ブレーキランプラインはイグニッションONでも0Vで、ブレーキレバーを握ると12Vが供給されます。また、アースは常に0Vです。

結線後にイグニッションをON/OFFし、それに連動して各電装品がON/OFFすることが確認できれば作業は完了です。

インプレッション

特に性能が変化するわけではないので特別なインプレッションは無いのですが、作業に関して少し注意点を。
今回このリレーを取り付ける際に必要となるのは、ギボシ端子を圧着できる工具と、ギボシ端子、Y型端子、半田こて、半田、ハーネス(AWG12程度を使用)等です。
また、結線を間違えるとショートを起こしたりするので、ある程度の電気的な知識と経験を持った方が実施した方が良いと思われます。

また、いたずらに太いハーネスを使用することは推奨しません。「太いハーネス=大電流を流せる」となるので、万が一短絡した場合に太いハーネスは大電流が流れてしまうので二次災害が大きくなる可能性があります。細いハーネスならばある程度の電流で焼き切れてしまうので被害が最小で済むことも。
十分に気をつけて作業を実施してください。

注意事項

これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。
また、整備不良は生命の危険に直結する恐れがありますので自己責任でお願いします。