なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

自作PC(パーツ選定編①)

  苦労を楽しむ!!

ずっと買い換えようと思っていた自宅PCですが、ようやく決心が付いた!?ので久しぶりにPCを自作することにしました。
ちなみにメーカー製品やBTO製品を買うつもりはもちろん最初から無し。今や自作の方が金も手間もかかる時代ですがあえて苦労する道を進みます。我ながらアホだと思いますが、これは性分なので仕方がないのです(苦笑)

 

自作PCでまず一番最初に決めるパーツはCPU。詳しい解説は他のHPを参照してもらうとして(手抜きと言う)、現時点で最新のintel製CPUである第8世代Core iシリーズ(Coffee Lake)をチョイスすることにしました。

 

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Core i3、i5、i7の順に価格が高くなって性能も上がりますが、自分のPCの使い方はそれほどヘビーではないのでコストを優先してCore i3を採用します。そしてCore i3には以下のラインナップがあったので、

 

Core i3 8350K : \19,748
Core i3 8300 : \16,200
Core i3 8100 : \13,285
※ 7/2 価格.com調べ

 

ここは価格重視でCore i3 8100を選択。
かつてはCPUに30,000円以上突っ込んでいたのに随分と大人しくなりました。でもPCでゲームもしないオッサンにとってはCore i3 8100でも十二分な性能だと思います。逆にこの値段でこれだけの性能が手に入るようになったことに驚きと感謝!!
また、第8世代からはCore i3はコア数が4コアに増強され、これは第7世代のCore i5に相当します。このあたりの事情も決めての一つです。

 

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一応Core i3シリーズより更に下位のシリーズとしてPentium GOLDとCeleronシリーズがあり更に低価格な路線もありますが、自分の中でCPUのコア数は最低4つと決めていたのでCore i3にしました。
もしかすると自分のようなライトユースではPentium GOLDでも十分だったかもしれませんが、Pentium GOLDの最上位であるG5600は価格が\10,436、ここから3,000円の追加で2コア⇒4コアになるのは私にとって十分な価値だったということです。

 

CPUが決まったので次はマザーボード選びです。
調べたところ第8世代Core iシリーズが使えるチップセットはZ370、H370、B360、H310ということで、私の場合オーバークロックの趣味は無いので高価なZ370は最初から除外。逆にH310はロースペックでSATAポート数も少ないので却下。従ってH370かB360のどちらかを選ぶことになりますが、さしたる価格差もなさそうなのでH370搭載のマザーボードを選択することにしました。

 

マザーボードメーカーはASUSGIGABYTEMSI、ASRock等のメーカーがあり、ASUSが鉄板なのかもしれませんが、今まで長らく使ってきたGIGABYTE製品を今回も使うことにし、

 

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H370 HD3というATXサイズのものにすることに。
お値段も約12,000円とまずまずのコストパフォーマンスです。こちらもかつては25,000円ぐらいまで突っ込んでいたので、同様に大人しくなったもんです(笑)
しかし最近のマザーボードはシルク印刷が凝っていますねぇ。そして割と黒を基調としたものが多いらしく、かつての黄色、青色、赤色基板と言った派手な色が流行っていた頃と大違い。世の中の移り変わりを感じます(汗)

 

ちなみにマザーボードは探せば10,000円を切るものも沢山ありますが、価格と作り(耐久性)はそれなりに比例すると考えて激安品は避けたつもりです。

 

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そしてH370チップセットがサポートするメモリはDDR4-2666。
メモリは昔安物を買って痛い目に会ってからは国産ベンダー製品を愛用してきた関係で、今回も信頼のSanMaxにすることに。
容量は8GBも有れば十分と判断して4GB×2枚としました。世の中の主流は8GB×2枚の16GB運用なのかもしれませんが、メモリ容量が足りなければ後で追加して増やせばよいのでとりあえずはこれでOK。他の部品に比べると後からの性能アップの手間が少ないので気楽に行きましょう。

 

お次はOSを格納するドライブを何にするかです。
やはりここは読み書きが早いSSDにすべしということで数ある製品の中から、

 

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Samsung860 EVOをチョイスすることに。
イロイロなレビューを見ても速度、耐久性共に高評価であることが決め手です。
容量単価的には512GBが最も良かったのですが、私の使い方ではシステムドライブに512GBもいらないのでお安い256GBにしました。SSDにデータを格納するのは何となく嫌なのでSSDはシステムドライブと割り切り、データ類はHDDに保存することにします。
容量が多い方が容量単価も安く、読み書き速度も早く、更に書き込み回数の増加に伴う読み書き速度の性能低下耐性も強いという事は理解していますが、ここはグッとガマンして浮いたお金を他に回します。

 

光学ドライブはずっとPioneer製品を使ってきたことと、その性能と耐久性は信頼に足るものであると思っているので今回もそれに倣うことに。
そしていい加減Blu-rayドライブにしたかったので、

 

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かなり高額なドライブですがBDR-S11J-BKに決めました。
しかしこのドライブは約19,000円と信じられないぐらいに高かった!!今回調達したPC本体のパーツ(ケース含む)で最も高額という驚きの値段(苦笑)

 

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上図のBDR-211JBKは同等の性能で価格も13,000円ぐらいです。
しかし私はPioneer製品はDVR-S12J-BKなどのハイエンドシリーズをずっと使ってきており、長年その静音&ホコリ侵入防止性能を見届けてきた者としてどうしてもここだけは妥協できませんでした。

 

最後に電源ですが、巷の評判が良い、

 

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AntecNeoECO Gold NE550Gをチョイス。セミプラグインなので使い勝手も良さそうです。
PCを長期で使う上で電源もそれなりの品質のものを選びたいところで、同じくAntecのNeo HE550を長年使ってきた実績を評価し、再びAntec製品を使うことにしました。
しかも値段が10,000円を切り、かつ80PLUS GOLD認証という効率の良さにも惹かれました。

 

以上が新PCの部品構成です。
7月初旬から本格的に検討し始め、1週間ほど夜なべして吟味して構成を決定しました。久しぶりの部品選定は分からないこともあって時間が掛かりましたが、選ぶ楽しみにドップリ浸かれて心地良い疲労と共に達成感も得られました。