なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

BUFFALO USB3.0インターフェースボード IFC-PCIE2U3

  本日は雪

本日の金沢は雪です。
予報どおりの暴風雪というか、風がものすごく強くて大変でした。なにが大変って市道を跨いだ隣の工場建屋への往来が(苦笑)
また、明日は風が止むので逆に雪が積もりやすいという予報も。果たして今週末は新潟に帰ることができるのでしょうか!?(-"-;A ..アセアセ

  爆速!!

さて、SanDisk SDHCカード SDSDXPA-008G-X46の性能を最大限引き出すために、SanDisk カードリーダー SDDR-289-J20を購入したところまが前回の内容でした。
しかしUSB2.0環境ではその実力を発揮しているとは言いがたく、USB3.0環境を構築して再度ベンチマークテストを実施してみました。

 

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PCにUSB3.0ポートを導入するために、BUFFALOから販売されているUSB3.0インターフェースボードIFC-PCIE2U3を購入しました。お値段は3,000円と、玄人志向などの激安製品に比べると若干お高め。
しかし地元PCパーツショップではそれほど選択肢が無くこれは致し方ないところです。

 

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この青色のコネクターUSB3.0の証。
ちなみにUSB2.0と区別するためにUSB3.0製品はあえて青色のコネクターを採用しています。

 

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チップはRENESASNECエレクトロニクス)のuPD720200のようです。
一般的に広く使われるUSB3.0ホストコントローラーなので特に心配する必要はないでしょう。
ちなみに基板はMade in Taiwanと印刷されており、パッケージはMade in Japan・・・。法律上は問題ないのでしょうが、国産信望者がコレを知ったら憤慨しそう!?
まあ国内で生産してこの価格で販売できるわけが無いですし、台湾は基板の大量生産工場が多いですから品質的な不安は少ないと思います。
過剰品質でなく手頃なお値段で。歓迎すべきことですよね♪

 

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まずはPCへ取り付けるべくサイドパネルを外します。
我が家のPCは自作機で、マザーボードGIGABYTEGA-P35-DS4 Rev1.0(古っ!!)。そして残念ながらPCI-Express 2.0ではなくPCI-Express 1.1です。

 

パッケージには5Gbps(理論値)!!と書いてありますが、これはPCI-Express 2.0に接続した時の値だそうで、PCI-Express 1.0/1.1接続だと2.5Gbpsになるそうな。

 

USB3.0 5Gbps 640MB/sec
・PCI-e2.0×1 8Gbps(4Gbps) 1000MB/sec(500MB/sec)
・PCI-e1.1×1 4Gbps(2Gbps) 500MB/sec(250MB/sec)
※( )は片方向

 

USB3.0の転送速度はPCI-Expressで言う片方向なのか双方向に相当するのかがイマイチ分かりませんでした。
しかしSDSDXPA-008G-X46はMax95MB/secなのでPCI-Express 1.1接続でも問題なさそうです。

 

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とりあえず空いているPCI-Express 1.1×1スロットは3つ。
しかし1番上はマザーボードヒートシンクと近く、2番目はグラフィックボードのヒートシンクに近いのでエアフローに影響が出そうです。

 

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と言うわけで一番下のスロットに挿す事にしました。

 

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バックパネルはご覧の通り。
残念ながらモニタケーブルの下側になってしまいました。USBメモリを挿す時にジャマになりそうですが、生憎USB3.0対応のUSBメモリは所有していないのでとりあえずOK。

 

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パッケージを開梱するまで気がつかなかったのですが、IFC-PCIE2U3は外部電源を必要とします。
HDDなどに接続する電源ケーブルを分岐させて電源を分配するのですが、HDDから分岐させるのはなんとなく嫌だったのでDVDドライブから分岐させました。

 

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PCを起動するとこんなメッセージが立ち上がります。
しかし取扱説明書によるとこれはキャンセルするようです。

 

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バイスマネージャーもご覧の通り。
USBコントローラーに?マークが付いています。
このままではもちろん使えないので、

 

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付属のCDを読み込んでドライバをインストールします。
特に難しいことはなく、3クリックほどで何事も無くインストール終了。

 

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改めてデバイスマネージャーを見るとめでたく認識されていました。
BUFFALO製品ということだけあって取扱説明書やドライバCDもシンプルで分かりやすく、特にPC自作スキルが高くない人にとっても難なく増設できると思います。

 

では気になるベンチマークテストの結果です。

 

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左がUSB2.0、右がUSB3.0接続ですが、結果は圧倒的過ぎました。恐るべしUHS-Iの爆速っぷりですね。
カタログ値の95MB/secには届いていませんが、これはPC環境にも依存されますので良いとも悪いとも言えません。
他のサイトでは90MB/secオーバーのテスト結果が出ていましたが、ランダム項目に関してはこちらの結果が上回っていました。

 

電気屋さんに行くと「爆速!! SDHC Class10」なんて書いてありますが、UHS-Iに比べれば赤子も同然。これが本当の爆速ですね♪
実際にSDHCカードからデジカメデータを吸い出した場合、2MB×15枚程度なら「あと○○秒」なんてダイアログも開きませんし、一瞬で転送してしまいますので待たされることは皆無でした。

 

USB3.0の速度を体感してしまうともはやUSB2.0には戻れないでしょう。そしてHD動画やRAW画像を扱う方は特に恩恵を受けられること間違いなしです。
そんなわけで今回もなかなか楽しい検証でした♪