本日は曇り/雨
皆様お久しぶりです。本日の金沢曇りです。昨日は代休で、丸一日お休みでした。残してきた仕事が気になりましたが、考えても仕方ないので思いっきり休日を満喫する事に♪
しかし天気が悪かったので、ずーと放置していたハヤブサの燃料ポンプをオーバーホールすることにしました。
メンテ・カスタム報告
今回の燃料ポンプオーバーホールはハヤブサの1999-2000年式限定のネタです。この年式の燃料ポンプはフィルターが目詰まりすることで有名で、あまりに酷くなるとガス欠のような症状が出て走行不能になります。
かつてその症状がでて走行距離5,000kmくらいでオーバーホールを実施。続いて予防措置で29,000kmで実施しています。
現在の走行距離は約42,000kmですが、2回のオーバーホール後なのでそんなにフィルターは汚れてないと思いますが、一応念のため・・・
また最初にお決まりの注意事項ですが、これらのメンテ・カスタムをやる場合はもちろん自己責任で!!
では早速♪
まずはタンクをリフトアップさせます。詳しい手順はこちらの記事を。
続いてエアクリーナーBOXを外すために六角ボルトを1本外します。
写真は割愛しますが、ハンドル下部のインナーカウルをフレームを繋ぐプラスチックファスナーも外しておきます。可能ならば左右のカウルを外した方が後の作業は楽かも。
続いてインテークマニホールドの固定バンドを緩めます。これは左右2箇所のみOKで、4気筒分を緩めなくてもいいのがSUZUKIのいいとろこ♪
1・2番と3・4番の固定バンドが連結されているので助かります。
更に写真のコネクタ(吸気圧センサーと温度センサ)のコネクタを抜きます。ちなみに左が温度センサだと思われます。
吸気圧センサには負圧ホースが接続されているので、これも抜きます。
あとは二次エアーとクランクケースのブリードホースを引き抜き、エアクリーナーBOXを後ろにずらすように移動させると外れます。
最後にエアクリーナーBOXの裏面にある吸気フラップ作動用の負圧ホースを抜きます。
無事に取り外せました。ハヤブサのエアクリーナーBOXの取り外しは最初は要領を得るまで大変なのですが、慣れれば15分くらいで外せるようになります。
この作業はプラグ交換や、スロットルポジション調整、インテークマニホールドの清掃等で必須となるので意外とやる機会が多いかも。
ここからはちょっと怖い作業です。
まずは燃料ポンプリターン側のホースを鉗子(かんし)で止血・・・じゃなくて、クランプします。
「そんな外科手術用の道具なんて持ってねぇ」と仰る方は、自動車整備用品で同等のものが手に入りますよ♪
シートカウル内に燃料タンク用のゴム栓が2個備え付けられているので、まずは大きい方を片手に持ち、鉗子をかけたホースじゃないホースを引き抜いてすぐにゴム栓をします。
この作業は迅速にしないとそこらじゅうがガソリンまみれになります(苦笑)
片方が外れたら、鉗子をかけた方のチューブも同様に外します。ちなみに作業中はかならず鉗子をかけたままにしてください。片方のホース口にゴム栓をしても、タンクから燃料ポンプを通って外したホース側からガソリンが漏れてくるので・・・
ホースを外したら燃料タンクに繋がっているコネクタも外します。
この作業は迅速にしないとそこらじゅうがガソリンまみれになります(苦笑)
片方が外れたら、鉗子をかけた方のチューブも同様に外します。ちなみに作業中はかならず鉗子をかけたままにしてください。片方のホース口にゴム栓をしても、タンクから燃料ポンプを通って外したホース側からガソリンが漏れてくるので・・・
ホースを外したら燃料タンクに繋がっているコネクタも外します。
さて、作業場が禁煙になって辛い状況なのですが、作業は続きます。
燃料タンクには2本のドレンホースがありますが、これをフレームの外側に出しておきます。
これを怠るとタンクを持ち上げた時に引っ掛って困ります。
いよいよタンクを取り外すためにタンクを固定するボルトを緩めます。
ちなみにヒンジのシャフトを緩めてもシャフトがフレームに干渉して抜けないので、必ず写真の位置のボルトを緩めましょう。
あと、バッテリー横のコネクタもタンクに繋がっているものなので、忘れずに外しましょう。
ボルトを緩めてタンクを持ち上げればタンクが外れますので、適当な場所に置いておきます。
燃料ポンプは5本のビスで固定されています。
ドライバーでは柄が干渉するので、ソケット&スピナーハンドルで外した方が楽かも。
また、ビスを落とすと探すのが大変なので、作業は慎重に!!
ようやく外れました。
この時点で車庫の中はガソリン臭がかなり漂ってます。かならず禁煙で作業しましょうね(笑)
そこで怪しげに光るスペシャルサスを発見!!ホイールもゲイルスピードにリプレイスされてます♪
どうやらリアタイヤを170⇒180へワイド化(ホイールリム幅もワイド化)したことによりリヤの車高が下がり、フロント加重が減って困っているとのこと。
せっかくのクワンタムが活かせないと嘆いていますが、サスセッティングで何とか調整できる事を祈りましょう。
なにかいいアドバイスがあったら皆さん教えてあげてくださいね~