まずはリアブレーキマスターのリザーバータンクのフタを外します。
フタとリザーバータンクの間にはゴムパッキン(ダイアフラム)が挟まれています。
こちらも外して、形が崩れている場合は手で直してください。
ご覧の通り、1年ほどでフルードは茶色に変色して劣化します。
ブレーキキャリパーにはブリーザーボルトがついているので、キャップを外して8mmのメガネレンチを掛け、耐油ホースを差し込みます。
耐油ホースを差し込む前に、少しだけブリーザーボルトを緩めておくと後の作業が楽です。
以下、オイル交換手順です。
定期的にフルードを継ぎ足します。
リザーバータンクが空になってブレーキマスターン空気が入ると厄介ですから、作業中は常にフルードの残量を確認して下さい。
また、ブリーザーボルトを締めるタイミングを間違えるとフルードが逆流したり、エアが逆流したりするので、こちらも注意して作業しましょう。
リアキャリパーは反対側にもブリーザーボルトがあるので、こちらも忘れずに。
オイル交換はブリーザーボルトから汚れた(茶色い)フルードが出てこなくなったら完了です。