紹介
2000年初頭あたりからラジアルポンプのブレーキマスターが販売されるようになってきました。その先陣を切ったのはやはりbremboでしたが、国内メーカーであるNISSINも追従するかのように販売。
前評判ではbremboの性能はやはり素晴らしいものの、フルードタンクやステー、ブレーキスイッチが別売などなど周辺部品も含めて高額になるということ。。
対するNISSINはブレーキマスター一式でbremboマスターと同額であるのでコストパフォーマンスに優れるというものでした。またNISSINはリペアパーツを供給してくれるのでbremboと違ってオーバーホール可能と言う点も見逃せません。
対するNISSINはブレーキマスター一式でbremboマスターと同額であるのでコストパフォーマンスに優れるというものでした。またNISSINはリペアパーツを供給してくれるのでbremboと違ってオーバーホール可能と言う点も見逃せません。
悩んだ挙句、結局NISSIN製のラジアルブレーキマスターを選択。価格は50,000円ほどでした。
あれ!?NISSINにしては高額!!と思った方は恐らくこちらのモデルを知っている方です。
前述のモデルは鍛造品。こちらの鋳造品で価格は16,000円と素晴らしくお財布に優しい値段設定です。
鍛造モデルのラジアルブレーキマスターが発売されてから数年後、ラジアルブレーキマスターが市販車に搭載されるようになり、それをアフターマーケットへ投入したのが鋳造モデルになります。
鍛造モデルはぜい肉をそぎ落として作られた感があり、重量も鋳造モデルより軽く仕上がっています。
またレバーの形状も異なり、鋳造モデルではレバーを一番遠方にセットしてちょうど良いポジションなのですが、鍛造モデルは一番近方にセットしてちょうど良いポジションでした。
細かな違いは、バンジョーボルトの回り止めが無かったり、鋳造モデルはハヤブサのハンドル根元と干渉するのに対してそれが無かったりします。
またレバーの形状も異なり、鋳造モデルではレバーを一番遠方にセットしてちょうど良いポジションなのですが、鍛造モデルは一番近方にセットしてちょうど良いポジションでした。
細かな違いは、バンジョーボルトの回り止めが無かったり、鋳造モデルはハヤブサのハンドル根元と干渉するのに対してそれが無かったりします。
性能的な違いは試した事がないので分からないのですが、恐らくそれほど変わらないものと思われます。
リペアパーツはオーバーホール用のインナーKITが鍛造モデルが約2,400円、鋳造モデルが約3,100円、リペアレバーは鍛造モデルが約13,000円、鋳造モデルが約5,000円と価格に大きな開きがあります。リペアレバーの価格差は単純に生産数量の違いかと。
リペアパーツはオーバーホール用のインナーKITが鍛造モデルが約2,400円、鋳造モデルが約3,100円、リペアレバーは鍛造モデルが約13,000円、鋳造モデルが約5,000円と価格に大きな開きがあります。リペアレバーの価格差は単純に生産数量の違いかと。
また、鋳造モデルではエア抜きが難しくレバータッチがカッチリしないというトラブルも聞いたことがあります。
鍛造モデルでも同様の問題があるのかもしれませんが、取り付けはバイク屋さんに任せたのでエア抜きの難しさはよく分かりません。
詳しくはbrembo 4POT4PAD キャスティングキャリパーのインプレッションをどうぞ。
また、整備不良は生命の危険に直結する恐れがありますので自己責任でお願いします。
鍛造モデルでも同様の問題があるのかもしれませんが、取り付けはバイク屋さんに任せたのでエア抜きの難しさはよく分かりません。
インプレッション
ブレーキキャリパーとブレーキホースも同時交換したので単品でのインプレッションはありません。詳しくはbrembo 4POT4PAD キャスティングキャリパーのインプレッションをどうぞ。
注意事項
これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。また、整備不良は生命の危険に直結する恐れがありますので自己責任でお願いします。