紹介
室内撮影はその暗さゆえにもっぱらF値の小さいCanon EF50mm F1.8 IIやSIGMA 30mm F1.4 EX DC HMSといった明るい単焦点レンズを主に使ってきました。これらの写りそのものには大変満足していたのですが、ズームの利便性も捨てがたいと思い始め、さらにCanon EF-S18-135mm F3.5-5.6 ISでは暗過ぎて室内撮影では辛いことから明るいズームレンズを探し求めるようになりました。また、室内で焦点距離30mm以下のワイドな画角が欲しかったこともあります。
そこで私のチョイスしたレンズがこちら。
私はCanonユーザーですので最初は当然Canon純正レンズを探しました。APS-C機専用レンズでEF-S17-55mm F2.8 IS USMというまさに私の望むレンズがあったのですが、価格が何と100,000円とのことで諦めざるを得ない結果に。
Canon純正レンズの高額っぷりにはいつも驚かされます。しかしEF-S17-55mm F2.8 IS USMの画質の評価はとても高く、買って損はしない銘玉と呼ばれているのも事実です。
Canon純正レンズの高額っぷりにはいつも驚かされます。しかしEF-S17-55mm F2.8 IS USMの画質の評価はとても高く、買って損はしない銘玉と呼ばれているのも事実です。
これに対しSIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSMは約50,000万円で販売されており、しかもここ半年で一気に値段が下がって30,000円程度とかなり求めやすい価格に。
EF-S17-55mm F2.8 IS USMに対して寒色系のあっさりした画質ですが、解像感が素晴らしいと評判のレンズだったので購入に踏み切りました。
EF-S17-55mm F2.8 IS USMに対して寒色系のあっさりした画質ですが、解像感が素晴らしいと評判のレンズだったので購入に踏み切りました。
EOS 60Dに取り付けた感じはご覧の通りでその鏡胴大きさが目につきます。
手持ちレンズの中で最大のフィルター径で、そのサイズはなんと77mm。Canon EF18-135mm F3.5-5.6 ISの67mmを遥かに超えています。
また重量も565gと手持ちレンズの中では最重量級。初めてカメラに装着した時はその重さに驚きました。しかし重いと言ってもEOS 60Dとはバランスが取れていて、その重さもあってカメラを構えた時のホールド感も良好です。
ズームリングの操作感はEF18-135mm F3.5-5.6 ISに比べると随分重めなのですが、EF18-135mm F3.5-5.6 ISが軽すぎる事もあってこれぐらいの重さがあっても良いと思いました。
また、ズームリング自体は引っ掛かりもなくスムーズに動くのでストレスになることもありません。
また、ズームリング自体は引っ掛かりもなくスムーズに動くのでストレスになることもありません。
対してピントリングは細くて操作感も軽めです。
AF時にはピントリングが回転するので、レンズを保持する手の位置によってはピントリングが当たって気になってしまいました。しかしこれはレンズの持ち方で改善出来そうなのでそれほどマイナスには思いません。
また、巷ではフルタイムMFが出来ない点が残念だと言われていますが、私自身はそれほどMFを使わないのであまり気にしていません。
AF時にはピントリングが回転するので、レンズを保持する手の位置によってはピントリングが当たって気になってしまいました。しかしこれはレンズの持ち方で改善出来そうなのでそれほどマイナスには思いません。
また、巷ではフルタイムMFが出来ない点が残念だと言われていますが、私自身はそれほどMFを使わないのであまり気にしていません。
他のレンズと比べるとその大きさが際立ちます。
レンズフードも大型で、カメラバッグに収納する際は外す必要がある場合もありました。
SIGMAのレンズフードは緩みやすい場合があると聞きますが、私の入手した個体はそれほど緩くないように思います。
しかし同じSIGMAの30mm F1.4 EX DC HMSに比べるとロックが緩いような気もしますし、使用するにつれて緩くなってくるかもしれません。
では拙い写真ですが、このレンズで撮った写真をご参考までに。
最短撮影距離が28cmでかつ意外と寄れるレンズなので使い勝手は良好です。
そしてすごくシャープで解像感の高い画質なので、風景を撮るとビシッとした気持ちの良い写真を撮る事ができ、風景撮りには非常に真価を発揮するレンズの様な気がします。
しかしそのシャープさと解像感ゆえに人物を撮影したときは硬めの写真になると言うか、
柔らかくふんわりとした感じはCanon EF50mmやSIGMA 30mmの方が好みです。
またSIGMA 30mmと同様大人しめの色合いに仕上がる傾向があり、まさにSIGMAレンズと言った感じも。
私の腕やカメラの設定にもよるのでしょうが、巷でもそのような評判を聞くので割とこのような印象を持つ人が多いようです。
F2.8の大口径が故に重いレンズですが、この重さに慣れきってしまったのか私にとっては苦になりません。ただ、たまに嫁さんにカメラを持ってもらう時があり、その際は「重っ!!」と言われますが(苦笑)
そしてすごくシャープで解像感の高い画質なので、風景を撮るとビシッとした気持ちの良い写真を撮る事ができ、風景撮りには非常に真価を発揮するレンズの様な気がします。
しかしそのシャープさと解像感ゆえに人物を撮影したときは硬めの写真になると言うか、
柔らかくふんわりとした感じはCanon EF50mmやSIGMA 30mmの方が好みです。
またSIGMA 30mmと同様大人しめの色合いに仕上がる傾向があり、まさにSIGMAレンズと言った感じも。
私の腕やカメラの設定にもよるのでしょうが、巷でもそのような評判を聞くので割とこのような印象を持つ人が多いようです。
'17.12.23追記
やはり標準域のズームレンズと言うことでこのレンズは購入当初かなりの高頻度で使っています。どこへ行くにしてもこのレンズを持っていっているような気さえします。F2.8の大口径が故に重いレンズですが、この重さに慣れきってしまったのか私にとっては苦になりません。ただ、たまに嫁さんにカメラを持ってもらう時があり、その際は「重っ!!」と言われますが(苦笑)
以前は人物が硬めに写ると書きましたが、それでもこのレンズの利便性の良さから来るシャッター回数の多さは貴重な家族写真の枚数増加をもたらし、子供撮りでは渾身の一枚を狙うよりも自然な会話の中で沢山の写真を撮るほうが親子双方にとって幸せだと思います。
そしてF2.8の明るさはホタル撮影や天の川撮影という楽しみを私にもたらしてくれました。日中は屋外はもとより屋内でもF2.8の明るさが必要になることはあまりありませんが、夜間はその本領を発揮し、天の川などはF2.8という性能があってこその撮影でした。写真撮影の可能性を広げてくれるという意味ではF2.8の恩恵は大きいのではないでしょうか。
そういった意味では超万能なレンズでしかもこのお値段。発売から7年経過していますがまだ現役で販売しているので、人気の衰えないレンズなのかもしれません。
ちなみにレンズフードが緩みやすいという巷で噂の件ですが、私はフードをほとんど着脱しないので磨耗しないのかぐらつき等はまだありません。
そしてF2.8の明るさはホタル撮影や天の川撮影という楽しみを私にもたらしてくれました。日中は屋外はもとより屋内でもF2.8の明るさが必要になることはあまりありませんが、夜間はその本領を発揮し、天の川などはF2.8という性能があってこその撮影でした。写真撮影の可能性を広げてくれるという意味ではF2.8の恩恵は大きいのではないでしょうか。
そういった意味では超万能なレンズでしかもこのお値段。発売から7年経過していますがまだ現役で販売しているので、人気の衰えないレンズなのかもしれません。
ちなみにレンズフードが緩みやすいという巷で噂の件ですが、私はフードをほとんど着脱しないので磨耗しないのかぐらつき等はまだありません。
そんなわけでこのレンズは当面の間、私の主力レンズとして活躍し続けるでしょう。最後にこのレンズで撮影した作例を少しだけですが追加しておきます。
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