なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

天の川撮影

昨日は晴れ

昨日は晴れでした。
晴れと言っても最近はずっと湿度が高く、なんだか蒸し暑くてカラっとした夏の暑さと違って嫌な感じです。湿度が高く大気中の水蒸気も多いのか、真っ青な空に入道雲といった夏特有の空模様はあまり見られずなぜかいつも白くモヤがかかったお天気で、遠くの山並みも霞んで良く見えないという有様。
そんな大気のコンディションが良くない感じですが、今年も天の川撮影にトライしたのでレポートをお届けしたいと思います。ちなみに本記事はスマホよりPCの大画面で見ることをオススメします。

第2回天の川撮影

前回の撮影は7/22で、この時も空のコンディションはそれほど良くなかったのですが、初めての撮影の割には天の川を見事にカメラに収めることができました。
機材は前回と同じくEOS 60D+SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSMで撮影に挑むことに。雄大な天の川を捉えるには可能な限り広角の方が良いです。

前回のカメラの設定は「F2.8 30秒 ISO3200 WB:オート PS:史実設定」だったので、今回もコレを基本にイロイロ条件を変更してトライします。
今回のような貴重な撮影には私はRAWデータも同時保存するので、ホワイトバランスやピクチャースタイルは後からでも変更できます。なので重要なのは絞り/シャッター速度/ISO感度の3点と言うことになります。

そうして意気揚々と現地に到着すると・・・

イメージ 1

EOS 60D+SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM / Mモード 17mm F2.8 30秒 ISO3200 WB:オート PS:スタンダード

なんとかなりの雲量が(汗)
撮影場所は前回と同じく白峰クロスカントリースキー場ですが、ここは金沢から車で1時間程度かかる場所なので、戻るのも虚しいので晴れるのを待つことに。
この「待ち」の判断をした根拠はこれまた良くお世話になっているGPV気象予報です。毎度ながらこの気象予報の的中率には感心(笑)

イメージ 2

EOS 60D+SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM / Mモード 17mm F2.8 30秒 ISO1600 WB:オート PS:スタンダード
30分ほど待ったら奇跡的に晴れました。日頃の行いですね(笑)
写真は中央に北斗七星を写したものですが、コレだけ星が多いとむしろ分かりにくいですね。そして中央には流れ星も偶然写りました。

イメージ 3

明るさ:0.33 WB:3600K PS:風景 コントラスト:+1 ハイライト:0 シャドウ-1
先ほどの写真をDPPで補正してRAW現像したものです。
ホワイトバランスを変更し、色温度3600Kにとすると背景が青くなって私の頭の中の星空のイメージに近づきましたがいかがでしょうか!?

イメージ 4

EOS 60D+SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM / Mモード 17mm F2.8 30秒 ISO3200 WB:オート PS:スタンダード

イメージ 5

明るさ:0 WB:3600K PS:風景 コントラスト:0 ハイライト:0 シャドウ-1

ISO3200で撮影したものは無加工だと周りのモヤも明るく写ってぼやけた写真になりますが、DPPで補正すると割りと見れるようになりました。

イメージ 6

EOS 60D+SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM / Mモード 17mm F2.8 30秒 ISO1600 WB:オート PS:スタンダード

イメージ 7

明るさ:1 WB:3600K PS:風景 コントラスト:+1 ハイライト:0 シャドウ-1

ISO1600で撮影したものは無加工だと暗すぎますが、DPPで補正するとISO3200で撮影したものとほぼ同等の画が得られることが分かりました。今回の結果から今後の天の川の撮影にはノイズの少ないISO1600が何かと多用するような気がします。
また、DPPからJPEGへ出力する場合若干青みが変わってしまうような印象を受けたので、これは今後要調査です。

8月はお盆頃に新月なのでまだ暫くは撮影のチャンスがあります。ですので一眼レフをお持ちの方は是非ともトライしてみてはいかがでしょうか。

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