なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

コスモアイル羽咋

本日は晴れのち曇り

本日も春らしい天気でちょっと風が強いもののお出かけするには良い一日でした。
近所の田んぼに水が張られはじめたので夕日撮影でも♪っと考えてましたが、15時過ぎから曇り出したので断念。GWには田植えが始まってしまうのでそれまでには水面に映る夕日を撮影したかったのですが、来年のお楽しみとなりそうです。

意外ところに意外な施設

先週の話ですが、羽咋にあるコスモアイル羽咋という宇宙科学博物館へ遊びに行ってきました。

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まずはマーキュリー・レッドストーン・ロケットと記念撮影。驚くべきことに1段目と2段目は本物だそうです。

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中に入ると早速宇宙人が。
石川では羽咋=宇宙人なので、この施設も宇宙人を全面アピール(笑)

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アピールもここまで徹底されていると脱帽です(笑)
ちなみにトイレの中は普通でした。宇宙人専用ではなく人間用に作られているのでご安心を。

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展示室に入るとマーキュリー宇宙カプセルがお出迎え。
こちらはレプリカだそうですが、耐熱外壁は実物の製造に使われた型から成形したそうです。

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続いてヴォストーク帰還用宇宙カプセル。こちらは宇宙から帰還した実物だそうです。
それにしても一体どうやって入手したのでしょうか!?
表面の焼け具合が大気圏突入時の大気摩擦の熱の激しさを物語っています。この角度から見るとなにか宮崎駿作品に出てきそうな感じですね。

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天井からはモルニア1号通信衛星が吊るされて展示されています。
こちらも驚くなかれ本物。予備として作られた機体だそうで、もしかしたらこちらの機体が宇宙に上がっていたのかもしれませんね。

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こちらは月面探査で有名なアポロ司令船です。レプリカですが、外装に使用されている銀色の耐熱用シートは本物だそうです。

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ボイジャー惑星探査船です。レプリカと言えども実機と同じ部品・材質で作られている部分が多々あるとか。
1977年に打ち上げられたボイジャー1号・2号は現在太陽から約195億km、約160億kmの位置を航行中です。ちなみに通信電波は片道約17時間を要するそうな。
既に太陽系を脱出し、地球から最も遠くにある人工物体となったこの2機は2025年まで運用されるとのことです。

木星に環があることを発見したり、トリトンの大気、イオの火山など、太陽系の惑星・衛星に関する研究に多大な貢献をした衛星です。
そして太陽系外の知的生命体によって発見され、解読されることを期待して、このボイジャーにはゴールデンレコードというものが搭載されています。地球の様々な音が収録されており、日本語の「こんにちは。お元気ですか?」も収録されています。

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ちょっと写真がイマイチですがアポロ月面着陸船です。
指令船と比べると桁違いの大きさで、1969年という時代に良くぞこんな馬鹿でかく重たいものを月まで打ち上げたものだと感心しました。打ち上げに使用したサターンVロケットは全長110.6m、重量3038トンで、日本のH2Bロケットの全長56.6m、重量531トンと比べてもその大きさは異様です。

しかし60年代のアメリカ(NASA)はサターンVロケットに留まらず、XB-70やSR-71といった航空機も開発しており、これらは現代の視点から見ても傑出した性能です。コンピュータ全盛の現代ならいざ知らず、当時の科学技術で良くぞこれだけのものを開発したものだと感心します。というかもはやOパーツの域に達しているような(笑)

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名誉館長席の隣にはリアルな宇宙人が。
いっそのこと椅子に座って仕事をしていればもっと面白かったのに。

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モアイの壁画と記念撮影。二人ともあごを突き出してモアイの真似(笑)

とまあ、こんな感じで楽しんできました。もう少しじっくり説明文を読んだりしたかったのですが4歳児はそれを許してくれません。
しかし羽咋という田舎(失礼)に何故こんなにも貴重な資料が沢山展示されているのか不思議です。宇宙産業や団体と太いコネクションがあるのでしょうか!?
私は宇宙の神秘、NASAの活動、航空機と言ったことに興味がある方なので、再度訪れてゆっくり見て回りたいなあ~と思いました。