なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

Logicool ワイヤレスマウス M705t

久々のPCネタ

2009年4月に仕事用マウスとしてLogicool MX620を導入してから早7年。サイド部分のラバーが擦り減りつつもコイツは連日の酷使にも耐え、かなりの耐久力を発揮しています。名機MX610はここまで長寿ではなかったのでその後継モデルであるMX620にはそれほど期待していなかったのですが、予想以上の活躍を見せてくれました。

しかし2013年8月にCAD用マウスとしてDeathAdder 2013を導入してから、元々ネックだったMX620の重さが気になるようになりました。特にCAD作業の後にマウスをMX620に持ち替えるとその重さは歴然。
疲れているときにMX620を持つのがだんだん嫌になり、次なるワイヤレスマウスを調達することにしました。

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そこで選んだのがこちら。MX620と同じくLogicool製のワイヤレスマウスでm705tというモデルです。
MX620は当時としては破格の電池寿命1年を誇っていましたが、m705tはなんと驚愕の3年です。製品名がラソンマウスと名付けられているのですが、この名前は伊達ではないようです。

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MX620との外観比較です。MX620よりも短くなりましたが中央部のくびれが太くなりました。実際に手を乗せると小指と薬指が若干外側に追いやられ、手のフィット感はMX620の方が良いと感じました。ただ、MX620を触ったことがない人には普通かもしれません。

スペック的な比較は以下のとおりです。

MX610 800dpi 144g 69x41.5x125.5mm 10ボタン
MX620 800dpi 160g 69x41.5x125.5mm 6ボタン
M705t 1000dpi 135g 70x40x109mm 8ボタン

m750tはMX620よりもカタログ上は25gも軽くなっているハズですが、実際に使ってみるとそれほど軽さを感じず、むしろ同じぐらいの重さに感じました。使っている電池が違う影響もあるかもしれませんが、軽さを期待して購入したのでこの点はガッカリです。

各ボタンの使い心地ですが、左右クリックボタンとサイドボタンはLogicoolらしく軽いのにしっかりとしたクリック感のある絶妙なタッチで、この点は毎度ながら素晴らしいです。
センターホイールはMX620に比べて回転させたときのクリック感が減っていますが、これがまた絶妙な軽さでページ数の多い文書をスクロールさせる時には非常に使い心地が良いです。また、ハイパーファストスクロールの切り替えボタンがマウス頭頂部にあるもの◎。MX620は底部に切り替えボタンがあるので正直使う気になれませんでした。

新たに親指を乗せる部分の直下にステルスボタンが仕込まれていますが、私はこれを検索ボタンに割り当てました。カーソルで文字を選択して親指を押し下げてステルスボタンを押すと、選択した文字を勝手にGoogle検索してくれます。
MX620には左クリックボタンの左側に検索専用のボタンが配置されており、コレが結構重宝したのでm705tでも同様に操作できるよう設定をカスタムしました。

また、レシーバーが非常に小さくなり、ノートPCに挿しっぱなしにしておいて誤って折ってしまうという心配が激減しました。ちなみにMX620で使用していたSetPoint(Logicoolのユーティリティソフト)はm705tも普通に認識し、特に再インストールは必要ありません。この辺りの完成度の高さは感心します。

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最後に裏面ですが、残念なことに読み取りセンサーの位置がさらに外側に寄ってしまいました。MX620と比べて違和感はそれほどありませんが、やはりマウスの中央にあるかMX610のように親指側にあったほうがマウスの操作感が良いです。

総合的にMX620と比べると操作性や利便性はほぼ同等で、買い換えによる不満は特にありません。WordやExcelといったオフィスソフトを多用する人には強い見方となるマウスです。
しかしながら軽さを期待して買うとガッカリするので、重めのマウスが苦手な人にはオススメできないモデルでしょう。CADなどのクリエイティブ作業には向かないマウスだと思います。