なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

0dB HyCAAヘッドホンアンプ(テストベンチ-真空管交換(追加))

真空管チェンジニア再び

性懲りもなく0dB HyCCAで真空管をとっかえひっかえして音質変化を楽しんでみました。
視聴条件は以下の通りです。


DAC:FET式USB DAC
Source:WAVE(無圧縮) @ foobar2000 WASAPI output
HP:audio-techinica ATH-500
V-AMP:NJM5532DD
C-AMP:NJM4556AD
電源:トランス式


前回の真空管聴き比べのときの随分と構成が違う点はご容赦を。また、リファレンスとした真空管は0dB HyCAAで常用しているTOSHIBA 6189/12AU7WA 通測用で、これを基準にしてどう音質が変化を考察しました。
以下、感想です。

f:id:anni-works:20190923133954j:plain:leftRAYTHEON 12AU7A/ECC82(中古/ヤフオク/価格は忘れました)
GND-3ピン:4.75 V
GND-8ピン:5.59 V
高音が出る。少し耳に刺さる感じがして、長時間リスニングはちょっと辛い。

f:id:anni-works:20190923133958j:plain:leftSYLVANIA 5963(中古/ヤフオク/価格は忘れました)
GND-3ピン:4.01 V
GND-8ピン:4.56 V
高音・低音のバランスが◎。ボーカルが前に出てきて割と濃い目の音。

f:id:anni-works:20190923134001j:plain:leftSYLVANIA 6189(中古/ヤフオク/価格は忘れました)
GND-3ピン:5.29 V
GND-8ピン:4.96 V
ドンシャリ傾向。SYLVANIA 5963よりも薄めの音。

f:id:anni-works:20190923134004j:plain:leftSYLVANIA 12AU7A(中古/ヤフオク/価格は忘れました)
GND-3ピン:4.11 V
GND-8ピン:4.57 V
高音・低音のバランスが◎。割とあっさりした音で長時間リスニングでも疲れない。

f:id:anni-works:20190923134007j:plain:leftLUXMAN 12AU7(中古/ヤフオク/価格は忘れました)
GND-3ピン:4.98 V
GND-8ピン:3.93 V
高音・低音のバランスが◎。濃くも薄くもなくちょうど良い感じ。SYLVANIA 12AU7Aと傾向は似ているが、少しこちらの方が濃い音。

上記5本の中ではLUXMAN 12AU7が一番好みでしたが、結局常用するには至らずTOSHIBA 6189/12AU7WA 通測用を使い続けています。なんだかんだで聴きなれた音に戻ってしまうといういつものパターン(汗)
そして毎度のことですが、聴き比べをする度に音の判断基準がブレるというか、自分の中でビシッとした基準がないなぁ~ということを痛感します。アンプを自分で設計してチューニング出来るという人っていうのは、きっと絶対的な音質(自分が好きな音)の基準を自分の中で持っていて、だからこそ音に対してこの音は好きとか、嫌いとかを判断できるのだと思います。
持っている音感というのもあるでしょうが、どれだけいろんなアンプの音を聞いてきたかといった経験的なスキルも必要な気がします。

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