なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

ATH-CKM99 Review

本日は晴れ

本日の金沢は晴れです♪
晴れてはいますが、朝方は路面が真っ白になっていて、うっすらとですが雪が積もってました。
しかし久々の晴れというのはなんとも気持ちが良いものです。日本海側では貴重な天気ですからね~。
さて、この週末は比較的天気が穏やかな様なので、ちょっと遠出して遊んでこようと思います♪

初めての社外イヤホン

去年のクリスマスは普通に仕事して、普通に晩御飯を食べて、普通に寝てと何の変哲も無い過ごし方をしてしまいました。そんなわけでクリスマスプレゼントなる洒落たものも用意してなかったわけで、当然私も貰いませんでした。
まあ、お互いプレゼントを決めていなかったという事情もあるのですが(-"-;A ..アセアセ

そして年が明けて欲しいものが見つかったので、こちらの商品にしました。

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audio-technica製のATH-CKM99というイヤホンです。
iPodで使っていた純正イヤホンがボロボロなってきたのと、自宅でATH-A500というオーバーヘッドタイプのヘッドホンを使っていたりする関係で正直物足りなかったのが主な理由です。

購入はAmazonで、定価\21,000に対して43%引きの\11,998とオドロキのプライス!!いや、支払いは私じゃないのであんまり関係ないのですが(笑)
しかし2010年11月発売の新製品なのにここまでの値引きとは恐ろしいですね~。でもそうやって大きな値引きに見せかけるための定価なのかも(苦笑)

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中身はご覧の通りで、イヤホン本体の他にクリーニングクロス、イヤホンケース、延長コード、イヤーカップ、保証書が同梱されています。
イヤーカップはMサイズが装着されており、同梱されているサイズはXS、S、Lで好みによって交換すれば良いそうです。
しかし耳の穴とのフィットが緩いと低音が犠牲になるらしく、私はSとMを試しましたがSはちょっと緩めで低音が少なくなったので、ちょっと大きいのですが低音はバッチリなMサイズを使用することにしました。

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イヤホン本体はこんなヘンテコな形をしていたり、金属パーツを使用していたりします。
これはこれで良い音作りのためにある機能らしいのですが、この記事では割愛させて頂きます。

インプレッション

さて、早速iPodに直挿しして視聴ですが、私の場合は音楽をAAC形式でビットレートは256kbpsとちょっと高音質で取り込んでいます。

また、イヤホンというものは通常エージング(aging=熟成≒慣らし)が必要です。このイヤホンも例に漏れず低音が少しこもり気味で、高音の特にサ行や電子音等が耳に刺さる感覚がありました。なのでPerfumeはちょっと聞き辛かったです。
この辺りは100時間ほど使えば改善されるので、今回はエージング前の評価なのでご注意を。

まずは押尾コータローのアルバムNature Spiritから、Rushin'をチョイス。この曲はアコースティックギター一本のみのインストルメンタルで、ボーカルは一切ありません。
iPod純正イヤホンと比べると明らかに全体の情報量が多いです。まるでギターの弦1本1本の振動が伝わってくるかのような感覚で、特に6弦が振動でビビっている音や擦れる音もはっきりと聞き取れるのには感動しました。
高音の伸びも素晴らしく、アコースティックギターの魅力を存分に伝えてくれます。

次にSheryl Crowのアルバ?b>C'mon C'monから、Soak Up The Sun鬟船腑ぅ后?海龍覆禄?⑤棔璽?襪離蹈奪?如?羈單?櫂奪廚紛閉瓦世隼廚い泙后?br /> こちらも圧倒的に情報量が多くなっており、バスドラなどの重低音が非常に分厚くなっています。ドムドムと空気の振動が伝わってくるかのような迫力です。
かといって低音のみというわけでもなく、各楽器の音も良く聞き分ける事ができ、いわゆる解像度が高いとはこのことなんだと理解できました。
また女性ボーカルのが艶やかで伸びます。高音の伸びが素晴らしいのは1曲目と同様ですね。

続いてAvril LavigneのアルバムThe best Damn Thingから、Girlfriendをチョイス。言わずと知れたアヴリルですが、キュートな声とヘビーなサウンドはこのイヤホンでも抜群でした。
2曲目と同様に低音の厚みが増したの事がさらに分かります。重低音が好きではない人にはきつ過ぎるのでは!?と思うぐらいです。この辺は好みがあるので難しいかもしれませんね~。
またシンバルの音が鮮明に聞こえました。これも性能の良いヘッドホンならではで、純正イヤホンでは埋もれていた音がはっきり聞こえるという嬉しい現象です。

最後にCreedのアルバムHuman Clayから、Higherをチョイス。じょーむさんから教えてもらった最近お気に入りの曲で、曲調自体はヘビーで重いです。しかし男性ボーカルがどことなくセクシーで好きなのですが、このイヤホンではそのセクシーさが倍増してました。
ゆがんだギターのサウンドもバッチリで、比較的ロック系の曲に向いたイヤホンでは!?と言う印象でした。

総評

当たり前ですがiPod純正イヤホンとは比べ物にならないくらい良い音質で、何より低音の厚みと素晴らしい高音の伸び。そして全域にわたる情報量の密度が豊富です。
初めて手にした社外製イヤホンですが、私の駄耳でも期待を裏切らない逸品でした。

世の中には3万円ほどするイヤホンも存在します。しかしそれらの性能を活かしきるにはiPod程度では役不足ですし、勿体無い気もします。
もしかしらたATH-CKM99もiPodでは活かしきれないかもしれませんが、十分な音質改善は体感できたので良しとしましょう。

ATH-CKM99は価格的には高級イヤホンの入門用~ミドルレンジに位置するイヤホンだと思います。少し低音が強い傾向がありますが、上質な音の探求の入り口に立つにはちょうど良い機種ではないでしょうか。
しかし深くて限が無いのがオーディオの世界。その深みにはまって抜け出せなくなっても当方は責任を持ちません(笑)