なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

TO'S CUSTOM スプリームシート/ミディアム

  紹介

私のハヤブサは99年式なので、12年経過したシートは内部のウレタンが劣化してコシの無い状態になっており、長距離ツーリングなどでは下半身が非常に疲れたりお尻が痛くなったりしていました。
そんな状況を打破するためにシートを交換することにしたのですが、色々な方々がブログでアップしていたこちらのシートを導入する事にしました。

 

イメージ 1

TO’S CUSTOM製のスプリームシートで、ウレタンの硬さはミディアムです。また、刺繍オプションを追加しました。
価格はシート本体が25,000円、刺繍オプションが3,000円ほどだったと思います。この他に往復の送料と代引き手数料が必要です。

 

このスプリームシート以外にもカスタムシートはいつくか市販されていますが、価格が50,000円以上と非常に高価なところが難点。それにくらべてスプリームシートなら約半額程度のコストでカスタムシートが手に入るのは魅力です。
ただし、純正シートのベースを流用して製作するので、純正シートが無くなってしまう点には要注意を!!

 

イメージ 2

スプリームシートは純正のシートのウレタンをスペシャルな低反発タイプに変更し、シート表皮を張り替えて製作されます。
裏面から青色のウレタンが覗いていますが、純正だと黄色っぽいウレタンなので一目瞭然ですね。。

 

ウレタンの種類はミディアムとハードが選べますが、最近は長距離ツーリングも頻繁に行くので、お尻の疲れが少ないミディアムをセレクトしました。
ハードウレタンの方が路面からのインフォメーションが多いらしいので、サーキットや峠のみを激走する方にはそちらの方がオススメだそうです。

 

イメージ 3

インプレですが、まず最初に感じたのは矢印部分のエッジが太ももに当たって結構痛い感じがしました。
しかしこれはこのシートのウレタンの特性として温度依存性が高いことに原因があるようです。気温20℃以上ではエッジの痛みを感じた事が無いので、寒い時期のみの問題のようです。
また、温度依存性が高いのでシートのクッション性も気温に影響されます。

 

ハヤブサの場合、シート表皮は標準でディンプルメッシュとなるようです。これは滑りにくくブレーキング時にお尻が前方へズレることを防いでくれるので、ライディングの疲労が大きく軽減される効果があります。
実際に長距離ツーリングで数回使用しましたが、いずれも以前より疲労が少なくシートカスタムの効果を体感できたことは嬉しい事でした。

 

シートを変更した事による路面からのインフォメーションですが、純正の通称座布団と言われるシートよりも伝わる情報が多いような気がします。
しかし、インフォメーションの多さを求めるならば、恐らくハードウレタンの方が良いかと思われます。

 

イメージ 4

最後に取り付け状態の画像を。
純正と違ってレザーの切り替えしがあるので、ハヤブサオーナーであればシートをカスタムしたことは一目瞭然でしょう。
スプリームシートに交換することで劇的に何かが変わる訳ではないのですが、少なくとも劣化しまくった純正シートよりはかなりマシになりました。カスタムパーツとしては過剰な期待は禁物なモノですが、それなりに効果を体感できる逸品だと思います。

  注意事項

これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。
また、整備不良は生命の危険に直結する恐れがありますので自己責任でお願いします。