AUTO CRAFT製のクイックチャージカプラーキットで型式はHCQC-2です。価格は5,000円ほどだったと思います。
こちらの商品は同じくAOUT CRAFT製の充電器と併用するものなので、他社の充電器に流用する際にはハーネス加工が必要になると思われます。
ちなみに上のハーネスが充電器側、下のハーネスがバッテリー側になります。
一応安全装備としてプラス側のハーネスにはヒューズが入っています。万一ショートしてもこれで安心。
コネクタは防水設計で、付属のキャップを被せてあれば水が浸入することは無さそうです。
車種によってはバイク外部に常に露出させておくコネクタになるので、このあたりの防水設計はかなり重要だと思われます。
コネクタ内部自体はそれほど凝った作りではありません。
また、防水のためにパッキンが組み込まれているので、コネクタの着脱はかなり固めになっています。
充電器側にハーネスを取り付けた場合、このような感じになります。通常であればワニ口クリップになっている分を差し替えて使用します。
取付自体は簡単で、白いハーネスをバッテリーのプラス側へ、黒いハーネスをバッテリーのマイナス側へ接続するだけでOKです。
あとはハーネスの取り回しを上手く考え、私はリアシート下の収納にコネクタを設置することにしました。
インプレッション
実際にクイックチャージカプラーキットを使ってバイクからバッテリーを降ろさずに充電してみたのですが、これはかなり便利だと感じました。リアシートを外すためのキーの開閉だけで即充電できるというのは画期的です。
また、私の使用している充電器はトリクル充電も可能なので、冬のバイク冬眠期間はこのクイックチャージカプラーキットを使って充電器と常時接続というのもありかなと思いました。
しかしバイクの駐車場所に電源が確保できない人や、バッテリー充電に縁が無い人にはまったく意味の無い製品です。そして年に1回あるかないかの充電のために5,000円以上の投資はその判断が分かれるところではないでしょうか?
なくても困らないけれども、あるとたまに便利な製品。そんな位置づけのもののような気がします。
また、整備不良は生命の危険に直結する恐れがありますので自己責任でお願いします。
なくても困らないけれども、あるとたまに便利な製品。そんな位置づけのもののような気がします。
注意事項
これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。また、整備不良は生命の危険に直結する恐れがありますので自己責任でお願いします。