なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

日本無線 二輪用ETC車載器 JRM-11

紹介

一昔前まではバイクで高速道路を走ってもまったく面白くないうえに高額な料金を支払わなければいけないということで、高速道路には魅力をまったく感じていませんでした。
しかしETC利用による各種割引制度がスタートし、極めつけは2009年から実施された休日上限1,000円という素晴らしい割引制度によりETCが爆発的に普及したのは記憶に新しいことと思います。

私がETC購入を決意したのはETC助成制度も終わってしまった2009年8月。しかも前述の制度制定により市場からETC在庫が枯渇した時期でした。
しかし幸運にもETC助成制度廃止によるETC購入キャンセルが発生したようで、運よく注文してすぐに取り付けできた経緯があります。

購入したETCは日本無線製の別体式二輪車様ETC車載器で型式はJRM-11です。
製品代、取付工賃、セットアップ料金の合計が約55,000円とかなり痛い出費となりましたが、これまでの利用による割引額累積を考えると十分に元が取れたと考えられます。

自分が行きつけのバイク屋さんではセットアップが出来ないということで、取り付けは別のバイク屋さんに依頼したそうです。意外と丁寧な仕事をしていたので、その取付具合をレポートしたいと思います。

イメージ 1


イメージ 2

アンテナとインジケーターは写真のような経路を辿ってメーター付近に配置されています。

イメージ 3


イメージ 4


イメージ 5

そのケーブルはメインハーネスに沿わせて配線されており、アンテナのコネクタはバッテリー横にきていました。

イメージ 6


イメージ 7

車載器はKawasaki製のETCケースに入れられています。何故Kawasakiなのかと言うと、単にセットアップを依頼したバイク屋さんがkawasaki系のお店だったからで、特に他意はありません。

当初電源はリアブレーキスイッチのラインからエレタップで分岐して接続されていたのですが、雨などによるトラブルが予想されたので、リアブレーキランプのラインへ接続するように自分で変更しました。
また、ギボシ端子を使っているので、必要があれば簡単に取り外すことができます。

イメージ 8


イメージ 9

アンテナとインジケーターの配線はご覧のように処理されています。
インナーカウルのパネルラインにスポンジが使用されているので、その隙間を使って上手く配線してあります。
またアンテナとインジケーターはマジックテープで固定されているので、カウル着脱の際に簡単に外せるところがポイント。なので両面テープで固定することは絶対にオススメしません。

イメージ 10


イメージ 11


イメージ 12

車載器はご覧のとおり。
シート下の収納スペースが少し減りますが、それは仕方の無いところ。
また、車載器は特に固定されていないので、本来ならばマジックテープなどで固定した方がハーネスが痛まなくて良いと思います。
私の場合は、Kawasakiのケースと車検証の弾力で奇跡的にシートと絶妙な力で車載器が挟まれているらしく、どんな悪路を走ってもずれないのでこのままとしています。

インプレッション

車では慣れているETCレーンでも、バイクの場合は最初は緊張しました。
しかし実際のETCレーンは開閉バーの隙間があるので、万が一開閉バーが開かなくても激突することはありません。むしろ車より安全なのではないでしょうか!?

今のところETCが反応しなかったことはありませんし、インジケーターの視認性も十分です。
ただし、ミラーシールドタイプの社外スクリーンを使用している場合は電波が通過しないこともあるそうで、そのようなカスタム車輌は気を付けた方が良いかもしれません。

2011年11月現在では休日上限1,000円の割引制度は廃止されてしまいましたが、それでも各種割引制度があるので休日のETC利用はかなりお得感があります。
また、高速道路で面白くない街中の道を一気にキャンセルし、楽しいワインディングスポットまで一気にワープというのが最近のトレンド。今やツーリングには欠かせない装備となりました。

注意事項

これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。
また、整備不良は生命の危険に直結する恐れがありますので自己責任でお願いします。