なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

PEUGEOT コーヒーミル ノスタルジー841-1

本日は雪

本日の金沢は雪です。
昨日から雪が降るうえに、夜の冷え込みが激しくて雪が積もる一方です。
きっと早朝は国道がアイスバーンになって大変でしょうね。まあこの寒波も日曜までですので、早く雪が溶けてくれることに期待しましょう。

馴染みは薄いですが

今まで使っていたコーヒーミルが破損し、新しく購入したのでご紹介します。

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PEUGEOTプジョー)製のコーヒーミルで型番はノスタルジー841-1です。価格は10,000円ほどで、2011年10月に購入しました。
PEUGEOTと言えば自動車がお馴染みだと思いますが、その優れた技術力をバックボーンに加工精度と耐久性が高いミルなども製造・販売しており、ペッパーミルなども有名です。

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ミルの内部はご覧のとおり。
ミルとはコーヒー豆を粉砕するもので、グラインダーとも呼ばれます。
この螺旋状に加工された回転歯と固定歯によってコーヒー豆が粉砕されていくのですが、この部分の作りが雑だとコーヒー豆の粒度が均一にならず、美味しいコーヒーを淹れることが出来ません。

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粉砕したコーヒー豆はこの引き出し状の部分に溜まります。
コーヒーミルの大きさとしては、以前使用していたもの(Max2杯分)よりも二回りほど大きく、片付ける時は片手で把持することが辛くなりました。大きくなっても一度に挽ける量はがんばって3杯分といったところでしょうか。
しかし接地面積が増加しているのでグラインド中の安定感は向上しています。

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不運にも落下させて上部が剥がれてしまったので内部公開。多分このミルの内部写真をアップしているのは当Blogぐらいでしょう(苦笑)
前述のとおり、片手で把持することが辛いのが落下の原因です。もちろん現在はちゃんと修復して大活躍の毎日です。

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回転歯は上部ドームに、固定歯は下部ドームによって支えられえており、回転歯と固定歯を位置決めするものはこの上下のドーム状板金が全てです。
思ったよりも単純な構造で、良くぞこの構造で回転歯と固定歯のクリアランスを一定に保っているもんだと思いました。もしかすると回転歯と固定歯のクリアランスはそれほど重要ではなくて、歯の形状にこそノウハウがあるのかもしれません。

実際の使用感ですが、細挽きだと非常にハンドルが軽くて、豆を砕くと言うより削るといった感覚に近かったです。
私はハンドドリップでコーヒーを淹れるので中細挽きにしますが、こちらも回し心地は上々です。ただ、焙煎の浅い豆は試していないのでこの場合はハンドルが重くなるような気もします。しかしこれは全てのミルに言えることなので仕方がないのかもしれません。

このミルで挽いた豆をドリップしましたが、最初は微粉が多くて苦めのコーヒーになりました。使用していくうちに馴染んできたのか微粉が減っていき、今では丁度良い具合。
工業製品ですから初期慣らしが必要なのかもしれません。まさに自動車メーカーらしい(笑)

値段も高くて大きくちょっと扱い辛い一面もありますが、ハンドルの剛性や挽いた豆の均一さを考えるとさすがといえるコーヒーミルではないでしょうか。
コーヒー好きな方には至福の一杯を提供してくれること間違いなしですので非常にオススメな逸品です。