Model 1より高出力でかつ出力調整機構を備え、外部電源での動作も可能なタイプを製作する。
このような理由から、動作仕様は以下の通りとしました。
R1:220kΩ
R2:22kΩ
VR2:100kΩ
C2:0.0022μF
t1:369μs
t2:34μs
f:2.485kHz
Duty:7.7%
R2:22kΩ
VR2:100kΩ
C2:0.0022μF
t1:369μs
t2:34μs
f:2.485kHz
Duty:7.7%
※ t1、t2、f、DutyはVR2=0kΩとして計算。
動作周波数はModel 1より若干低くなり、t2はModel 1の約2.5倍となっています。VR2が0kΩのとき、Original版と同等の出力で動作周波数を2倍に高めた仕様となります。
製作例
回路図は以下の通りです。実装図はご覧の通りです。
R8が実装されていたり、L2が廃止されていたりするのでModel 1や2とはかなり雰囲気が変わります。
本来ならばヒューズも実装する予定だったのですが、スペース的に厳しいことが判明したので外付けにしました。
完成状態はご覧の通りです。
ちなみに外部電源に接続するためのコネクタはまだ実装していません。
ちなみに外部電源に接続するためのコネクタはまだ実装していません。
結論から言いますと、今回のModel 3は失敗でした。
Q1は確実に動作しているにもかかわらず、パルス電圧がModel 1よりも低くて設計仕様から考えるとあり得ない低出力のデサルフェーターとなってしまいました。
以上の理由により波形データは割愛します。
Q1は確実に動作しているにもかかわらず、パルス電圧がModel 1よりも低くて設計仕様から考えるとあり得ない低出力のデサルフェーターとなってしまいました。
以上の理由により波形データは割愛します。
試しにL2を追加すると意図したパルス電圧を得られ、やはりL2を廃止したことが敗因だったようです。
参考にした製作例では高いパルス電圧を得られていたようですが、どうしてそのようなことになるのか理解できませんでした。
参考にした製作例では高いパルス電圧を得られていたようですが、どうしてそのようなことになるのか理解できませんでした。
付録
部品リスト及び価格は以下の通りです。ex.3はこの作例になります。
http://magumataishi.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/6-7288.html