なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

ETSUMI プロ用ガードフィルム E-1962

  紹介

デジタルカメラの背面には3インチクラスの大きな液晶モニタが備わっているのがもはや当たり前な世の中で、EOS 60Dもその背面に縦横比3:2のワイド3型・約104万ドットのクリアビュー液晶が誇らしげに搭載されています。
しかしコンデジと違って一眼レフはファインダーを覗き込む必要があり、その際に鼻頭と液晶が接触しがち。しかも指などとは違って皮脂が付着しやすいという状況に晒されます。
特に私は左目でファインダーを覗くので尚更。

 

そしてその皮脂をクロスなどで拭き取るのですが、この拭き取りと言う行為は液晶モニタのガラスを傷つける可能性もあり、決して気持ちの良いものではありません。
そんな液晶モニタの傷を防止する製品がこちら。

 

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ETSUMI製のガードフィルムで商品名はプロ用ガードフィルム低反射タイプ、型番はE-1962です。商品名には誇らしげにプロ用と書かれていますが、何を指してプロ用なのかはイマイチ不明です。
こちらの商品を選択した理由は、EOS 60Dを購入した際にその店舗に置いてあったガードフィルムがこれしかなかったからで、特にこだわりを持って購入したわけではありません。

 

パッケージにはパナソニック電工製のファインティアラを使用と書かれており、低反射率・高耐摩耗性が謳われています。
高耐摩耗性については今後の様子見になりますが、フィルムを貼った状態で液晶モニタが見難いといった状況に陥ったことはないので低反射率についてはまずまずといったところでしょうか。特に液晶が暗くなったという印象もありませんでした。

 

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中身はご覧の通りで、背面液晶用の他に天面液晶用のガードフィルムも同梱されていました。
天面液晶は微妙な3次元形状になっており、ガードフィルムを貼っても剥がれてくるという口コミも見ました。しかし材質から考えて天面の透明樹脂の方が傷つきやすいと思われますし、貼っておいて損は無いと思います。

 

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ガードフィルムの貼り付けについてはちゃぶ台の上で実施したのでホコリが舞って大変でした。なのでホコリの少ない環境で施工されることを強くオススメします。
一説によればお風呂場は湿気が多いのでホコリが少ないとか。しかしカメラを高温多湿の環境に晒すこと自体非常に勇気が必要ですが・・・。

 

私の場合は2箇所ほど気泡とホコリが入ってしまいましたが、何度も貼りなおすとその分被害が拡大しそうだったので潔く諦めました。
ちなみにパッケージ裏面を見ると「接着面/シリコン膜」と書かれており、携帯電話用のガードフィルムと同様に何度でも貼り直しが出来る製品なのかもしれません。そうなると携帯電話と同様のワザが使えるのですが、パッケージには「貼り直し可能」と書かれていなかったので踏み切れませんでした。
携帯電話用ガードフィルムの貼り付けテクニックがWeb上で多数公開されているので気になる方は是非。

 

心の指紋や皮脂の拭き取り性ですが、カメラ用クリーニングクロス(眼鏡拭き)を使えば比較的簡単に拭き取ることができます。
またその際にガードフィルムの端が引っ掛って剥がれそうになるといったことも無く、比較的丈夫なように感じました。
とにかく一眼レフは使うと必ず液晶モニタが汚れるので、使うたびにガードフィルムのありがたさを感じます。そういった意味では買って良かった製品でした。

  '17.12.14追記

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この製品をEOS 60Dに貼り付けて5年近く経過しました。天面の表示パネルに貼り付けたガードフィルムは端部から徐々にめくれてたしか3年ぐらいで剥がれてしまいました。しかし背面液晶側は未だに傷や剥がれはありません。私の予想以上の耐久力を誇っています。
撮影する毎にこのガードフィルムに鼻が当たるのでべったりと皮脂が付着しますが、トレシーニューソフトで清拭する限りは目立った傷が付くことはありませんでした。ティッシュは割と硬いので傷が付きやすいのかもしれませんが、未検証なので何とも言えません。

 

以上のことから申し分のない耐久性があることが分かったので、カメラを買い換える際にもまたガードフィルムを貼る事になると思います。
この製品もまたレンズプロテクターと同様自己満足の世界だと思いますので、この記事の内容にとらわれずに個人の好みでガードフィルムを着ける・着けないを決めれば良いと思います。

  注意事項

これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。また、ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。

 

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