なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

Kenko PRO1D プロテクターワイド

  紹介

一眼レフカメラと言えば大きなレンズがその特徴ですが、1本当たりの価格も決して安いものではありません。
しかしカメラの使用用途としては屋外使用が圧倒的に多く、その度にレンズはゴミやホコリの脅威にさらされます。また、屋外使用であればレンズを何かにぶつけて傷つける可能性も十分に考えられます。
更にレンズに付着したゴミやホコリがエアブローで除去できない場合は無水アルコールなどを湿らせた布で物理的に除去する必要があり、この時にレンズに傷が付く可能性もあります。
そんな数ある損傷の危険性からレンズを守る商品がこちら。

 

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Kenko製のレンズプロテクターで商品名はPRO1D プロテクターワイドになります。

 

一眼レフカメラ用のレンズは先端部にめねじが切ってあるのが通常で、そのめねじを利用して上記の様なプロテクターを装着したり、NDフィルターなどの各種フィルターを装着できるように考慮されています。
また、レンズの仕様を調べると必ずフィルター径という数字が書かれており、その数字と一致するフィルターを装着できるようになっています。
参考までに私の手持ちレンズのフィルター径はご覧の通りです。

 

 

ちなみにこのプロテクターはただの透明なガラス板に見えますが、不要な反射や吸収を起こさないようにコーティングが施されています。
メーカー曰く、

 

可視光に影響を与えない特性を持つレンズ保護専用フィルター。
屋外撮影で、大切なレンズを砂ぼこりやゴミでキズをつけないためにも装着をおすすめします。紫外線カット効果はありません。
超軽量でワイドレンズに最適な薄枠タイプ。ガラス厚は通常のフィルターと同じ厚さ(2mm)ながら、枠部分のみを薄くすることに成功。さらに薄枠ながらフィルター前部にネジを設けており、レンズキャップの取り付けが可能です。

 

との事です。
37mm~82mmまでラインナップされており、ほぼすべてのレンズをカバーしているのだと思われます。
EF18-135mm F3.5-5.6 ISに67mmのフィルターを取り付けた感じはご覧のとおり。

 

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このプロテクターを装着しても、もちろんレンズキャップを取り付けることができます。

 

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KenkoではZetaシリーズという高級グレードのプロテクター/フィルターも販売されているようですが、プロテクターにおいてはその差を体感出来ないと言うのが世の中の評判のようです。
価格差もそれなりにありますし、この辺りは自己満足で選べば良いのではないでしょうか!?

 

プロテクターはレンズ損傷に対する保険的なパーツですが、一部でプロテクターについたホコリはレンズそのものに付着した場合より取りにくいといった意見や、プロテクターが結露するといった意見も聞かれます。
ただ簡単に着脱できますし、最悪の場合無駄になるフィルターの代金を許容できるのであれば、自分の使用スタイルに合うかどうか一度使ってみても良いのではないでしょうか。

  '17.12.14追記

 

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約5年の間に新たにレンズを4本追加しましたが、いずれもこのプロテクターを装着しています。それぞれのレンズのフィルター径は以下のとおりです。

 

 

明るい大口径レンズほどフィルター径が大きくなり、82mmともなると価格は4,000円ぐらいになるのでアクセサリーとは言え馬鹿に出来ないコストです。
しかしレンズを窓ガラスに密着させて撮影することもあったりしたので、そういったシーンではプロテクターのお陰で安心して撮影することが出来ました。
また、旅先でカメラを首からぶら下げながら歩いていて不意に指がレンズに触れるといったこともありましたが、このプロテクターのお陰で事なきを得ています。
更にこの5年の間にこのプロテクターに傷やシミができることは皆無でした。またプロテクターを追加したことによるケラレが発生したこともありません。

 

以上のことから今後もレンズを追加する毎にこのプロテクターを買い足して行くことになると思います。
もちろん世の中にはプロテクターを着けない派の方もいらっしゃいます。自己満足の世界だと思いますので、この記事の内容にとらわれずに個人の好みでプロテクターを着ける・着けないを決めれば良いと思います。

  注意事項

これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。また、ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。

 

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