紹介
雑誌やHPで商品の写真が掲載されていてそれを眼にする機会は多いでしょう。そのイメージを頭に入れていざ同じように撮影しようとしても、普通の室内では何故か同じように撮影できないといった経験はないでしょうか?
そんな悩みを解決するために専用撮影ブースなるものも市販されていますが、それなりに高価なのも悩ましいところです。
しかし、専用機材を用意しなくてもある程度の撮影環境を構築できることが分かりましたのでご紹介します。
まずは90×45cmの白いデコパネ(スチレンボードに画用紙を貼ったもの)を用意し、これを4つ切りにします。
そして白いクラフトテープで切ったデコパネを繋ぎ合わせます。
クラフトテープは片面に貼るだけでOKです。そうすることで後でたたんで収納することができます。
そしてこの写真のようにデコパネを設置し、蛍光灯スタンドの光をデコパネに当てて半逆光気味の光を作り出します。
蛍光灯スタンドの位置やデコパネの位置を調整することで、撮影物にできる影の向きや濃さを調整することができます。
また、写真のように室内の照明を消し、撮影時の光源を蛍光灯スタンドのみとするのもポイントです。
撮影対象の下には薄いグレーの紙を敷いてますが、他の色の紙や包装紙、英字新聞などを敷くと女子カメラ的なステキ小物写真が撮れるような気がします。
このあたりは撮影物のレイアウトとともに撮影者のセンスの見せ所なのかもしれません。
このあたりは撮影物のレイアウトとともに撮影者のセンスの見せ所なのかもしれません。
では拙い写真ですが、このレンズで撮った写真をご参考までに。
写真はトリミングしています。今回のような撮影では50mmのレンズではちょっと焦点距離が短く、撮影対象をクローズアップできませんでした。しかしこのような撮影のために新しくレンズを用意するよりも、トリミングして構図を整える方が良いように思います。
また、撮影時の光量が意外と少なくシャッター速度がかなり遅くなるので三脚は必須です。そして一度三脚にセットしてしまうと構図を変更するのに時間が掛かるので、私のように技術が未熟な人間にとってはトリミングという手法が一番楽だったりします。
また、撮影時の光量が意外と少なくシャッター速度がかなり遅くなるので三脚は必須です。そして一度三脚にセットしてしまうと構図を変更するのに時間が掛かるので、私のように技術が未熟な人間にとってはトリミングという手法が一番楽だったりします。
今回の撮影はWBを白色蛍光灯としたので青っぽい写真になってしまいました。Zippoのような金属製品だから余り違和感がありませんが、食品だったら美味しそうに見えなかったかもしれません。このあたりはまだ研究の余地がありそうです。
まずはバービー人形のグラビア撮影(笑)
'17.12.16追記
超お手軽な自作撮影ブースですが、何気に年に1度ぐらいは使用してます。まずはバービー人形のグラビア撮影(笑)
撮影の様子はご覧の通りです。実はこの写真は人形を立たせて撮影しているのではなく、床に寝かせて撮影しています。
他の作例もどうぞ。
EOS 60D+EF50mm F1.8 II / Mモード 50mm F3.5 1/160秒 ISO100 WB:白色蛍光灯 PS:スタンダード
このような撮影では焦点距離50mmを常用していますが、これはギリギリの焦点距離なので焦点距離100mmクラスのレンズが適しているように思います。
またライティングが結構重要でもう少しハンドリングの良い蛍光灯はないものかと思案中です。
またライティングが結構重要でもう少しハンドリングの良い蛍光灯はないものかと思案中です。
所詮は超簡易的な自作ブースでサイズも小さいため、小物以上の物撮りは不可能です。ただ、もっと大きなブースも自作可能ですし、ブースにお金を費やすならばまずは撮影用のライトに投資したほうが幸せになれるような気がします。
物撮りはセッティングが面倒なので頻繁には撮影しませんが、いざ撮影が始まると面白くて時間があっと言う間に過ぎていきます(笑)
なのでブースを常設できる環境がある方は非常に羨ましい限りです。
なのでブースを常設できる環境がある方は非常に羨ましい限りです。
注意事項
これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。また、ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。
【Link】
Camera Top
Camera Top