なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

Peak Design ネックストラップ Slide Ash

紹介

私はCanon純正ストラップはあまり使いたくない派の人間なのでEOS 60DにはカジュアルなARNUVOのネックストラップを使っていましたが、EOS 7D Mark II用のネックストラップはさてどうしようかなということで、以下の要求を満たすものを探すことにしました。

上記の観点からWeb上で探し当てたネックストラップがこちら。

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Peak DesignSlideというネックストラップです。
最近のカメラ好きの方々にとってPeak Designという会社は割とメジャーらしいのですが、恥ずかしながら私は全く知りませんでした。これはEOS 7D Mark IIを購入するまでの数年間は自身のカメラ熱が冷え気味でカメラ関連の情報収集を怠っていたせいでしょう。

カラーはBlack、Ash、Midnight、Sageの4色があり、単にベルト部分だけのカラーバリエーションではなく、刺繍や金属部品のアルマイト色まで違う凝った仕様になっています。私の場合はBlackは地味過ぎ、MidnightとSageはちょっと買うのに勇気がいる色に感じ、Ashを選択しました。
無難と言えばそれまでですが、派手でもなく地味でもなく私にとっては丁度良いバランスです。

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ストラップ中央にはウレタンパッドが入っており、写真のとおりストラップの厚みが変わっているのが分かりますでしょうか。幅広のベルトと相まってEOS 7D Mark IIEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMの重量も苦にならないほど首や肩への負担が少ない点は素晴らしいです。
同社の製品にSlide Liteというネックストラップがありますが、こちらはベルトの幅も細めでウレタンパッドも入っていないため、今回の選択肢から外れました。

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カメラに取り付けた感じはご覧のとおりです。
ストラップの片面は無地で反対面は滑り止め加工されています。なのでストラップを裏返すことで滑り止めの有無を切り替えられるため、非常に便利に感じています。

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カメラの底部にストラップを取り付けられるよう、アルミ削り出しの部品が付属しています。
六角某レンチを使わないと脱着できないのでバッテリーグリップをすぐに装着できないという問題はありますが、このパーツのお陰でネックストラップを斜め掛けした際のカメラの収まりが非常に良く、とても気に入っているポイントです。

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実際に使用している様子はご覧のとおりで、ストラップの片方をカメラの底部側に接続して斜め掛けで使うことがほとんどです。
この運用スタイルの特徴は、長くて重いレンズを下げていても腰と太ももにカメラとレンズがピッタリフィットし、重さが分散されて首や肩への負担が少ないこと。また、斜め掛けのままとっさにカメラを構えてもストラップが邪魔にならないことです。この運用スタイルを考えた人はエライ!!

デメリットとしては、

  • アンカーリンクス(カメラとストラップの連結パーツ)がカメラに当たって傷が付かないか気を使う。
  • ストラップを付けたままカメラバッグに収納できない。
  • 幅広なため、スナップ等の気軽な撮影ではごつすぎる。
  • 値段が高い。

その他には、Slideの名を冠するとおりストラップの長さを素早く簡単に調節できる機構を有していますが、私の一度長さを決めたらほぼ変更することがなく調節機構は飾りと化しています。

ということで、カメラ&ガシェット好きには刺さるネックストラップだと思いますが、好き嫌いは分かれるような気がします。もちろん私は好きですが。

注意事項

これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。また、ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。

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