なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

クーラント交換

  手順

この作業に先立ってサイドカウル取り外しを済ませて下さい。

 

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ハヤブサにはクーラントのドレンボルトが用意されていません。したがって、クーラント配管を外してクーラントを抜くことになります。
まずは写真の位置のホースバンドを緩めます。

 

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ホースを抜いたと同時にクーラントが出てきますので、写真の様に受け皿を用意しておきます。クーラントは3L程度なので、それ以上の容量の受け皿が必要になる点に注意して下さい。

 

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リザーバータンクの底には写真のような沈殿物が堆積していることもありますので、気になる方はリザーバータンクを外して洗浄すると良いかもしれません。

 

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新しいクーラントはラジエターキャップを外して注入します。このとき写真のような漏斗を使用するとこぼれなくて済みます。
また、こぼれたクーラントは乾くと白くなるのでこぼれた場合はすぐに水洗いしましょう。

 

ハヤブサの場合はクーラントは約3Lです。
ラジエターキャップから溢れないギリギリまで注入したら、ラジエターキャップを閉めてエンジンをかけ、エア抜きのためにしばらくアイドリングさせます。ラジエターへの流路は水温が上昇するまでは閉じられていますので、それを考慮してアイドリングさせましょう。
このときクーラントの量が少なければリザーバータンクからクーラントがエンジン内部へ吸い込まれていきますので、リザーバータンクの液面をチェックしておいてください。液面が下がるようならリザーバータンクにクーラントを補充します。

 

エンジンを停止したあと、再度ラジエターキャップを外して液面があることを確認します。このときクーラントは高温になっている可能性があるので、タオル等で保護してフタを開けるか、エンジンが冷えてから作業をして下さい。

  注意事項

これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。また、整備不良は生命の危険に直結する恐れがありますので自己責任でお願いします。