なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

Ishitani とれるカメラバッグ C0401B

  紹介

デジタル一眼レフカメラを購入すると写真を撮りたくなるのが人情と言うもの。自宅内での撮影ではすぐに物足りなくなるのが普通だと思います。
しかしカメラをそのまま持ち歩くとどこかにぶつけて破損させたり、重いので持ち続けるのも苦痛です。更に交換レンズやアクセサリも一緒に持ち歩きたくなるのも必須で、これらの問題を一挙に解決できるカメラバッグを物色するのは、カメラをかじっている人にとっては当然の流れかもしれません。
私もその一人なのですが、ちょっと一風変わったカメラバッグを購入してみました。それがこちらです。

 

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SUPER CLASSICが販売するIshitani氏プロデュースのカメラバッグで型番はC0401B、商品名はそのままズバリのとれるカメラバッグです。

 

私はSUPER CLASSICでabrAsus/薄い財布を購入しており、マニアックなアイディアをカタチにし快適なライフスタイルを提案する同社の製品にぞっこんな一人です。なのでこのとれるカメラバッグを知った時はまだ一眼レフカメラを持っていませんでしたが、カメラを購入した際には絶対に買おうと決めていました。

 

ただし普通のカバンとしてもカメラバッグとしてもかなり高価なお値段19,950円。果たしてそれだけの価値があるのか!?っと普通なら思うかもしれません。
しかし私は薄い財布ユーザーであり、同社の商品開発に対する情熱とコンセプトの素晴らしさに関しては身を持って体験しているので購入の際に不安はありませんでした。
自分が技術者だからかもしれませんが、開発の意図や情熱が伝わってくる製品というものに魅かれる傾向が強いです。

 

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後述しますが、このカメラバッグは移動時は背中に斜め掛けに背負うスタイルです。ですので肩紐は背中に斜め掛けした際に身体にフィットするカタチで縫製されています。
また肩紐の長さを瞬時に調整できるようデュアルアジャスターとなっており、これが思いのほか便利で使い勝手を良くしています。
バッグを背負ってアジャスターの両側を両手で引っ張れば即座に背中にフィットするポジションになるのですが、なかなかありそうで無かった機能ではないでしょうか。

 

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タフな使用を想定されて作られているので、ファスナーはすべて止水ファスナーです。
止水ファスナーの製品を初めて使用しましたが、やはりその構造上開閉が重いのが難点といえば難点。
しかし生地も防水仕様なのでかなりの豪雨でも内容物が濡れる心配は無さそうです。これは野外使用が前提のカメラバッグにはありがたい機能です。

 

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正面にはチャックなしの透明ポケットと、チャック付きのポケットが1つずつあります。
透明ポケットはお洒落アイテムを入れておくとそれがアクセントになり、自分らしさが表現できるように考えてあるとのこと。
私も何を収納しようか目下検討中ですが、センスが問われるのが難しいところ。でも良いアイディアだと思います。

 

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とりあえず手持ちのデジイチコンデジ、レンズ、その他用品一式をバッグに詰め込んでみます。
ベルクロ式の緩衝材入り仕切りが3枚付属しているので、バッグの中は自由にカスタマイズできます。
この仕切りは別売してもらえると更にカスタムの幅が広がると思うのですが、残念ながら単品販売はしていないようです。

 

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このような感じで余裕で収納できました。もう少し工夫して小さな三脚も収納したいところですが、とりあえずカメラと交換レンズ2本ぐらいならば余裕で収納と言ったところです。
フタの内側もポケットになっておりレンズキャップやリモコンなどを収納すると良いかもしれません。
このフタの形状が良く考えられており、片手でカメラを素早く取り出せるのもこのバッグのポイントとなっています。

 

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背中に背負うとこのような感じになります。もう少し肩紐を短くした方が身体にフィットするでしょうか!?
背負い心地はすこぶる良好で、少し動き回ってみましたがバッグがぐらついて動き辛いということはありませんでした。
私は肩幅も狭く背中も小さいのでカバンが余り気味ですが、普通の成人男性の背中ならばジャストフィットすること間違いなしでしょう。

 

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カバンを胸側に持ってくればカメラを取り出して即座に撮影スタイルへ。
ちょうどカバンが肘当てになってカメラを安定して構える事ができます。これはなかなか良い具合で今後も重宝しそうな予感がしました。
とにかくアイディア満載なこのバッグには感心させられっぱなしという感じです。

 

先日のドイツ出張でもカメラ本体とレンズ3本をこのバッグに入れて旅のお供として持っていきました。
ノイマルクトの街を散策する際にカメラバッグを背負いながら歩きましたが、背中にジャストフィットするので重いカメラもなんのその。
そしてレンズ交換もカバンを身体から外さすにテキパキできますし、非常に使い勝手の良い印象を得られました♪

  '17.12.14追記

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かれこれ4年半ほど使いましたが、特に目立った痛みもなく型崩れもまったくしていません。カメラを使うときは必ずこのカメラバッグに入れて出歩いているので使用回数も相当のものだと思うのですが、全くくたびれないこの丈夫さには感心しました。
しかも何気にヨーロッパへ5回もお供させています。決して安くはないですが2万円の価値は十二分にあったかなと思います。

 

またバッグをたすき掛けしたままストラップの長さを簡単に増減できる機構は特筆モノで、このバッグに投入されたカメラにまつわる多数のアイディアは本当に素晴らしいものです。商品名であるとれるカメラバッグの名に恥じない活躍を見せています。

 

仮にこのカメラバッグが壊れたら次は何を買うか?当然このカメラバッグを買い直します。それぐらいにこの使いやすさに惚れ込んでいます。
ただし、あまりに長いレンズだと収納できない点と、絶対的な収納容積が小さい点はガマンできない人もいるかもしれません。カメラボディ1台とレンズ2本を超える機材を持ち歩きたい人はもっと大型のカメラバッグをオススメします。

  注意事項

これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。また、ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。

 

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