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99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

Canon ズームレンズ 標準 EF24-70mm F2.8L II USM

紹介

EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを使い始めた影響でLレンズの描画力がヤミツキになり、そしてレンズを買うなら一切の寄り道をせずに王道かつゴールを目指した方が幸せになれるということが身に染みました。
ということで大三元レンズと呼ばれるF2.8通しズームレンズを使ってみたくなり、某オークションで手に入れたレンズがこちら。

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Canon製の標準ズームレンズであるEF24-70mm F2.8L II USMです。

2012年9月6日発売の古いレンズで今時ISも付いていませんが、この先III型も発売されないのでEFレンズのF2.8通し標準ズームレンズとしてはこれが最終形となります。
そんな終焉を迎えつつあるEFレンズなので、いつものように某オークションで中古を入手したのですが、幸いにも外観に傷やテカりもなく使用感がほとんどない美品ででした。
また、

  • 2018年購入のワンオーナー
  • 元箱・付属品完備
  • プロテクトフィルター(82mm)付き

ということで、何気にプロテクトフィルターが付いていたのは有難かったです。なにせプロテクトフィルターも82mm径となるとそれなりの金額になるので。

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さて、毎度おなじみのレンズの外観比較。左がSIGMA 17-50mm F2.8 EX DC HMS、右がEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMです。
EF24-70mm F2.8L II USMのAPS-CバージョンがSIGMA 17-50mm F2.8 EX DC HMSですが、やはりフルサイズ用のレンズの方が断然大きく重いです。しかし普段EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを使っている身としては楽勝な大きさと重さ。ああ、最初にSIGMA 17-50mm F2.8 EX DC HMSを手にしたときに「重っ!!」と思ったあの若かった日が懐かしい・・・。慣れとは怖いものです。

実際にEF24-70mm F2.8L II USMを手にしてみた感想ですが、太い鏡胴に赤いハチマキのステータスはやはりカッコイイなと思いました。
しかしプラスチック製鏡胴のため、金属鏡胴のEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMのようなタダモノではない雰囲気を放つオーラは薄いです。まあ、この大きさのレンズであれば金属鏡胴によるメリットはあんまりないような気もしますし、やはり軽いのは正義ですからプラスチック鏡胴が正解かと。

では拙い写真ですが、このレンズで撮った写真をご参考までに。

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EOS 60D + EF24-70mm F2.8L II USM / Avモード 41mm F2.8 1/60秒 ISO400 WB:オート PS:スタンダード -1/3補正

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EOS 60D + EF24-70mm F2.8L II USM / Mモード 67mm F6.3 1/50秒 ISO640 WB:オート PS:スタンダード

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EOS 7D Mark II + EF24-70mm F2.8L II USM / Mモード 24mm F8 1/400秒 ISO100 WB:太陽光 PS:風景

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EOS 60D + EF24-70mm F2.8L II USM / Avモード 24mm F8 1/800秒 ISO100 WB:太陽光 PS:風景

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EOS 60D + EF24-70mm F2.8L II USM / Avモード 33mm F8 1/640秒 ISO100 WB:オート PS:風景

色乗りが良く綺麗に写る優等生なレンズですが、誤解を恐れずに言うなら逆に際立った印象もないといったところでしょうか。
巷ではズーム全域が単焦点レンズ並みの画質といった評価もあり、確かにボケは綺麗だと思います。しかし最初に手にしたLレンズが超解像EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMだったせいもあり、解像度に関してはそれほどでもないなと感じました。ただし、これは比べる相手が悪かったようにも思います。

また、私はそもそも背景の処理が苦手で標準域のレンズを使いこなすのが苦手。なので望遠レンズと違ってEF24-70mm F2.8L II USMで撮った写真が下手で、このような感想になってしまいました。つまり撮り手の問題です(苦笑)
では何故買ったのか!?という話になりますが、EOS 5D Mark IVを手に入れた今、昔のようにデジイチで家族写真を沢山撮りたいなと思ったからで、それには標準ズームが一番便利だろうという目論みです。そう、かつてSIGMA 17-50mm F2.8 EX DC HMSを愛用していたように。

何だか煮え切らないレビューになりましたが、このレンズは今後使っていくうちに評価が変わる可能性が高いので、そのうち長期使用後の感想も書き加えていきたいと思います。

注意事項

これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。また、ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。

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