なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

Lexar CFカード LCF64GCRB1066

紹介

EOS 5D Mark IVを購入した際におまけで付いてきたCFカードがこちら。

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Lexar製のCFカードLCF64GCRB1066です。
価格.comには国内正規品(LCF64GCRBAP1066)の価格情報がなかったので、一般的に流通しているのは並行輸入品だろうと判断して上記型番としましたが、私自身は国内/並行についてはあまり気にしていません。

前オーナーを疑っているわけではないのですが、一応データ読み書き速度のベンチマークテストを行いました。その結果がこちら。

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SanDisk SDCFXPS-064G-J61と同レベルの素晴らしい読み書き速度。一応SanDisk SDCFXPS-064G-J61より転送速度が若干出ていますが、これは計測誤差の範囲でしょう。

EOS 5D Mark IVの連写速度はそれほど早くはないですが、画素数が多いので画像1枚当たりのデータ容量が大きく、遅いCFカードだと連写速度が低下します。
私は飛行機撮影をする機会が多く割と連写する方だと思いますので、このCFカードの性能はありがたかったです。

ちなみにLexarは昔から知っていましたが、私の住む田舎では店舗で販売されているのを見た記憶がなく、ついついメジャーなSanDiskを手にしがちです。今回Lexar製品を初めて入手したわけですが、その性能を目の当たりにして流石プロ・ハイアマ向けの製品を作っているメーカーなだけあるなと感心させられました。

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これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。また、ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。

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SanDisk CFカード SDCFXPS-064G-J61

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EOS 7D Mark IIを購入した際におまけで付いてきたCFカードがこちら。

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SanDisk製のCFカードSDCFXPS-064G-J61です。
前オーナーの価格申告から並行輸入品(SDCFXPS-064G-X46)ではなく国内正規品と判断しました。しかし価格と補償以外の差はないですし、そもそもおまけで入手したモノなので国内/並行についてはあまり気にしていません。

前オーナーを疑っているわけではないのですが、一応データ読み書き速度のベンチマークテストを行いました。その結果がこちら。

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凄い読み書き速度です。流石Extreme PROの名を冠するだけあります。
これならCFカードEOS 7D Mark IIの高速連写性能のボトルネックになることもなさそうなので一安心。

実際に使用してみての感想ですが、PCへ画像データを取り込む際の早さは感動ものです。
SDHCカード(SDSDXPA-016G-X46)を買った時はこの爆速SDHCカードがあればバカ高いCFカードなんて要らないとまで思ったのですが、実際に使ってみると目からウロコ。
飛行機撮影のような連写する機会が多い撮影では撮影枚数が多くなりがちなので、データ読み書き速度の早さの恩恵をより享受することができます。

最新のミラーレスカメラはデータ保存メディアがCFexpressなのでCFカードを紹介するのは今更感がありますが、今なら中古でお安くCFカードを入手しやすくなっていると思いますので、時代遅れだけれどもフラッグシップの性能をお得にゲットするのも良いのではないでしょうか。

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第一電波工業 120-300MHz帯エアバンド受信用ハンディアンテナ SRH1230

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空港外周で撮影していると、エアバンドレシーバーに長いアンテナを接続して使っている方々を良く見かけます。果たしてあれはなんだろう!?と思って調べてみると、IC-R6にはイロイロなアンテナを取り付けることができ、そのアンテナにはそれぞれ得意な周波数があると。
私はIC-R6エアバンドスペシャルを買ったこともあり、当面はエアバンド以外を受信する予定もないので思い切ってエアバンド専用のアンテナを購入することにしました。それがこちら。

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第一電波工業製の120-300MHz帯エアバンド受信用ハンディアンテナSRH1230です。
いや、それにしても長い。想像していた以上に長かったです。
傍から見ている分にはそんなもんかなと思う長さだったんですが、実際に手に取るとその長さに驚きました。

しかしその分、高性能を予感させますが、これは単純に「長い・大きい=強い」という男子の発想(苦笑)
というのは冗談で、無線周波数=波長とアンテナの長さの関係はそれなりに理解していますので、念のため。

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ちなみにIC-R6に取り付けると、ご覧の通りアンテナの根元に隙間が出来ます。気になる方はゴムを切り出してこの隙間を埋めているそうなので、そのうち私も隙間埋めにトライしたいと思います。

実際に使ってみての感想ですが、アンテナの長さによる取り回しの不自由はありますが、IC-R6の記事で紹介したとおりショルダーバッグに収納する運用方法ならそこまで邪魔になりません。
それでもこの長いアンテナを人にぶつけないよう、空港ターミナル内では結構気を使いますし、冬ならショルダーバッグの上からジャンパーを羽織ってアンテナが外部に露出しないようにもしています。

性能面ではエアバンドに対する感度が高くなるので、音量が上がって音声の明瞭度も向上します。これは使い始めてすぐに分かります。
また、そもそも電波の弱いGroundや、Departure/Approach/Radarと交信する遠方の航空機の音声も良く入るところは、流石エアバンド専用アンテナだなと思わされることろです。

まあ、飛行機の撮影目的だけでエアバンドを聞くのであれば、空港外周でもIC-R6と付属アンテナのみで十分事足ります。むしろアンテナの長さが邪魔に感じるだけでしょう。
しかし、私は撮影だけでなくエアバンドもガッツリ聞いて楽しみたい人間なので、より遠くの交信をより明瞭に聞けるこのアンテナの性能に惚れました。
ということで、エアバンドに何を求めるかでこのアンテナの導入を決めれば良いと思います。

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アイコム IC-R6用キャリングケース LC-146A

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ショルダーバッグに収納して使っているIC-R6ですが、周波数の確認などで割と頻繁に出し入れするので、ショルダーバッグのボタンに当たって擦り傷が付くと嫌だな~と思っていました。
そこでIC-R6専用のカバーを探してみたところ、

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こちらのアイコム製のキャリングケースLC-146Aを見つけました。
大した値段でもないので迷わずポチって速攻で装着。

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ご覧のとおり純正品なので何の問題もなく装着完了。
一応このキャリングケースを付けた状態でも充電は可能です。充電端子のカバーの開閉はちょっとやり辛いですが、そんなに頻繁に充電するものではないので私的には問題なし。ただし、充電スタンドには対応していないので愛用者はご注意を。

使用してみた感想ですが、本体が守られているという安心感は精神衛生上とてもよろしく自己満足に浸れます。
また、ボタン操作も特に支障はありませんが、唯一電源ボタンだけはON/OFFしにくいです。ただ、電源ボタンはそう頻繁に操作するものではないので、操作性の悪化は許せる範囲だと思います。

このキャリングケースを装着したからといってレシーバーの性能が上がるわけではないですし、ドレスアップと言うにはおじさん臭い見た目。ついでに防水性能があるわけでもないです。
なのでIC-R6の防傷に興味のある方にのみお勧めできるアイテムです。

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アイコム 耳掛け型イヤホン SP-16B

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飛行機撮影の現場ではIC-R6を使って航空無線を聴いているのですが、IC-R6のスピーカーから無線音声を垂れ流しするのはいかがなものかと思います。そんなわけでイヤホンを使って聴くのがマナーなのですが、最初は何を買ったら良いのか分からなかったので、とりあえずアイコム純正品を使うことにしました。それがこちら。

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アイコム製の耳掛け型イヤホンSP-16Bです。
世の中にモノラルのイヤホンがそれほど多く売られていないのと、耳掛けがあった方がイヤホンの脱落を防げるので何かと有益かなと思いこちらを購入しました。
一応普通のステレオイヤホンも接続できますが、Lchしか音が聞こえないのでRch側が遊ぶことになります。また、片耳はフリーの状態にしておいた方がジェット機の爆音を思う存分聞けるので、両耳で聞くことはお勧めしません。

このSP-16Bのコードの長さは50cmです。IC-R6を胸ポケットに入れて使う分にはコードの長さは十分ですが、私のようにショルダーバッグに収納して使うとなると長さが全く足りません。なのでコードの長さが1mあるSP-16BWというモデルもあるのでご参考まで。

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私はたまたま50cmの延長コードを持っていたので、写真のように繋げて使用しています。
ちなみにイヤホンを耳に付けたままカメラのネックストラップを首に掛けると、イヤホンのコードがネックストラップに下敷きになり、首を捻るとイヤホンが耳から外れてしまいます。しかしコードの途中にコネクタがあると、コネクタを外してイヤホンのコードをネックストラップから引き抜き、再度コネクタを接続して事無きを得るという便利な技が使えるようになります。

尚、普通のイヤホンのインピーダンスはどんなに大きくてもせいぜい50Ω程度だと思われますが、SP-16Bはインピーダンスがなんと600Ω。音声信号と600Ωとくればかつての放送機器の入出力インピーダンスを連想してしまいますが、果たして関係があるのかは不明です。
通常だと高インピーダンスのイヤホンは音量が小さくなりがちですが、IC-R6との組み合わせではなかなか良い感じで、IC-R6のスピーカーで聞く音量とSP-16Bで聞く音量の違いはあまり違和感を感じませんでした。

肝心の音質ですが、エアバンドを聴いている限りでは明瞭で聞き疲れもせず良い仕事をしてくれています。IC-R6に使う最初のイヤホンとしては買って間違いのない製品だと思います。

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アイコム 広帯域ハンディレシーバー IC-R6

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空港やその周辺で飛行機撮影をするためにEOS 7D Mark IIEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを導入してその魅力にどっぷりハマっていったのですが、現地でマニアさん達の様子を観察しているとほぼ全員と言ってよいほど航空無線を聴いています。
これは航空無線を聴くことで飛行機の離着陸を素早く察知することが目的なのですが、飛行機の動きを予測できるとギリギリまでカメラを構えなくても大丈夫なので緊張状態も短く済み、肉体的にも精神的にも負担が減ります。
また、個人的に航空管制というものに非常に興味があり、航空無線をどうしても聴いてみたかったのでこちらの広帯域レシーバーを購入しました。

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アイコム製のIC-R6で、ショップによる受信改造と日本国内の各空港で使用されている無線周波数が予めプリセットされたエアバンドスペシャというモデルです。
とりあえず何を買ったら良いか分からない人はIC-R6を買っておけといわれるぐらいの定番モデルで、定番モデルと言いつつも性能も十二分という優れものです。

ちなみにエアバンドという言葉が出てきましたがこれは航空無線のことを指します。
また、民間機はVHF帯、自衛隊在日米軍はUHF帯の無線周波数を使うのですが、かつてのアナログコードレス電話の盗聴に対する無線機メーカの自主規制で通常のIC-R6はUHF帯の一部が使えないようになっており、UHF帯の航空無線を聴く際の障害になります。なのでショップがその制限を解除したものが受信改造済みとして販売されていますが、改造品なのでメーカ保障は受けられません。
それでも私は自衛隊機の航空無線を聴きたかったので、受信改造済みのIC-R6を買いました。

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一見無線機やトランシーバーにも見えますが、レシーバーの名が示す通り受信専用ですので、無線の免許がなくても所持できます。まあ電波を発することが出来る無線機も免許がなくても所持できますが、電波を発した瞬間に電波法違反になるのでご注意を。また、航空無線に割り込むと罰せられるので、電波が出ない受信専用の方が安心・安全です。

IC-R6には幾つかボタンが付いていますがレシーバーとしては少ない方です。しかしそれでもいろんな機能があるので使いこなしも難しく、初心者にとっては敷居の高さを感じる一因になっているんじゃないでしょうか。
私もいろんなWebサイトで使い方を学び何とか独学で使えるようになりましたが、未だに使いこなしているとは言い難い状況です。

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私の運用スタイルですが、IC-R6 ⇒ ボイスレコーダ ⇒ イヤホンの順で繋いで運用しています。
ただしこの運用には問題もあって、ボイスレコーダーの電源が入っていないとイヤホンが聞こえないこと。ボイスレコーダーで録音しっぱなしにしておくと無音の時間帯が多くなり、かつ聴きたい無線交信を探すのも大変になるため、録音の停止と開始を頻繁に繰り返すのですが、たまにボイスレコーダーのオートパワーオフにやられます。

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これらの機材はショルダーバッグに収納し、

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こんな感じで左の腰あたりにぶら下げてます。
長いアンテナも体にぴったりフィットして他の人にぶつける心配も少なく、我ながらお気に入りの運用方法です。

実際に使用してみた感想ですが、空港展望デッキならいざ知らず、空港外周での撮影となると空港内の飛行機ですら目視することが難しくなります。なので航空無線を聞いて離陸や着陸を察知することが非常に重要になり、飛行機撮影においてはもはやなくてはならないアイテムです。
また、私は航空無線を聴くことにハマり、悪天候やイレギュラーが発生した際の航空管制官パイロットとのやり取りの臨場感が感じられるのが堪らなく楽しいです。ある程度航空管制に詳しくなると、聴くと撮るの両方を楽しめるようになる一石二鳥なアイテムだと思います。

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尚、航空無線は英単語の羅列なので、全く勉強せずに聞いても理解することは出来ないと思います。ですので、このような本で最低限の知識を習得することは必須です。
また、航空管制について詳しくなってくると、より航空無線の内容が理解でき、かつリスニング能力も向上します。飛行機撮影とはあまり関係のないスキルになってきますが、下記のYouTube講座がとても有益だったので最後にご紹介しておきます。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLAkT_R1bg5guwuooVVNv8X1q8BlvNdJjB

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これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。また、ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。

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Canon ズームレンズ 望遠 EF70-200mm F2.8L IS III USM

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EF24-70mm F2.8L II USMEF16-35mm F2.8L III USMを手に入れたからには大三元レンズの最後の一本も・・・という訳ではなく、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMでは空港展望デッキでの夜間・薄暮撮影に限界を感じたため、明るい望遠レンズを導入することになりました。

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Canon製の望遠ズームレンズであるEF70-200mm F2.8L IS III USMです。

2018年9月発売で、EFマウントのレンズとしては最後発の部類。もちろんF2.8通しの望遠ズームレンズとしてはこれが最終形となります。
II型とIII型はコーティングが違うだけで描画性能に差はないようなので中古価格が下がっているII型の購入も一時は考えましたが、修理対応期間が2025年5月というのが気になり、やはり現行品であるIII型を購入することに。

いつものように某オークションで中古を入手したのですが、III型は中古の流通は少なくなかなか苦労しました。そして出品の少なさから焦って入札したせいか、これまでに入手した中古レンズの中では外観コンディションが最も劣るものでした。
写り自体に全く問題はありませんが、マウント付近と三脚座に塗装剥げとフードに大きな擦り傷があったのは残念でなりません。やはり現物を直に確認できないオークションの怖さです。塗装剥げや擦り傷があるのを承知して買うのは良いのですが、入手した後に発覚するのは勘弁してほしいです。

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さて、毎度おなじみのレンズの外観比較。左から順にEF16-35mm F2.8L III USMEF24-70mm F2.8L II USM、EF70-200mm F2.8L IS III USM、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMで、焦点距離順に並べてみました。
大きさや長さはEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMとほぼ同じ。一応1570gに対し1480gなので多少軽いのと、94mmに対し88.8mmと最大径も気持ち小さく、EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを持ち慣れている身としてはそれほどインパクトのあるものではありませんでした。

ただ、カメラライフを順当にステップアップしてきた人がEF70-200mm F2.8L IS III USMを初めて手にした場合、当然「長っ!!、重っ!!」といった感想になると思います。やはり最初に手にしたLレンズかつ常用レンズがEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMというのがいろんな意味で価値観を崩壊させたのかも。

では拙い写真ですが、このレンズで撮った写真をご参考までに。

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EOS 7D Mark II + EF70-200mm F2.8L IS III USM / Tvモード 120mm F3.2 1/30秒 ISO5000 WB:オート PS:オート

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EOS 5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS III USM / Avモード 142mm F2.8 1/160秒 ISO640 WB:オート PS:オート

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EOS 5D Mark IV + EF70-200mm F2.8L IS III USM / Avモード 100mm F8 1/250秒 ISO100 WB:オート PS:オート

1枚目の写真はEF70-200mm F2.8L IS III USMのほぼデビュー戦で時折雨がパラつくコンディションでしたが、多少濡れても傷モノの中古品なので躊躇なく実戦投入(笑)
ちなみに解放F値が小さいレンズを付けてファインダーを覗いた場合、当然ファインダーに映る画像も明るくなります。なので、暗闇を飛ぶ航空機も何とかファインダー内で視認することができ、シャッターを切る前からF2.8の明るさの恩恵を受けられました。

そしてなにより撮れた画も満足のいくものでした。このような過酷な撮影にも応えてくれるタフさはまさにLレンズの真骨頂なのではないでしょうか。
また、同じような写真をEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMで撮ろうと思うとかなり大変で、当初の目論見どおりの撮影が出来るようになったのは非常に嬉しかったです。

2枚目の写真ではフルサイズのF2.8のピントの薄さ、ピントが合った部分のシャープさ、綺麗なボケに驚きました。また、3枚目の写真のように絞れば画面全域でカリっとしたシャープな画が得られます。更に解像力も抜群でLレンズの名に恥じない性能だと感じました。
なのでポートレート撮影にも使いやすく、遊びに興じる娘を久々に盗撮しまくるほど撮影が楽しくなるレンズで、巷で絶賛されるだけのことはあるなと思います。

そんなわけで価格と重量のハードルが非常に高いレンズですが、それに見合っただけのしっかりとした性能がありますし、割と使いやすい焦点距離なのでとてもお勧めできるレンズです。
また、解像力も高く十分なトリミング耐性があるので、200mmを超える望遠域はトリミングで多少は補えます。なので飛行機撮影などの明確な目的がない限りEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMを買うよりもEF70-200mm F2.8L IS III USMを買った方が幸せになれると思います。

注意事項

これらの記事には私の推測や不確かな情報も含みます。また、ご紹介したものの中にはメーカ廃盤のものもありますのでご了承下さい。

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