なじょんしょば

99年式GSX1300R、自作オーディオ、カメラに関するあれこれ

トランス式USB DAC(TK-20 Ver.-組立後編)

本体組立

ケースを組み立て、トランス、六角スペーサなどを取り付けます。このときに使用したビスはM3×8の皿ビス、六角スペーサは長さ8mmのものです。

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ロータリースイッチと共締めしたLアングル材もM3×8の皿ビスと平座金、ばね座金、ナットで締結しています。私の技量ではLアングル材を高い精度で加工することが出来なかったので、Lアングル材に開けた穴はやすりで広げて微調整しました。

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AKI.DACの配線はご覧のようにたるみを持たせ、たるませた部分はAKI.DACにうまく隠れるようにしました。
後々に分解・修理することを考慮して配線をたるませてありますが、未だにそれが役に立ったことはないので、杞憂に過ぎないのかもしれません。

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フィルタ基板を取り付け、AKI.DACからトランス1次側までの配線を終えた状態です。

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ロータリスイッチの配線もご覧のようにたるませてあります。

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20mmの六角スペーサを介して二次負荷抵抗基板を取り付け、すべての配線を終えた状態です。

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ロータリスイッチの配線はもはやカオスですが、何とか綺麗に納めることが出来ました。

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全体的な配線を模式図で表してみました。各基板からロータリースイッチに配線が行ったり来たりするので頭も混乱しますし、配線を綺麗に納めるのも大変で、切替式を選択した代償というのはそれなりにありました。
真似される方はそれなりのお覚悟を。

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2階建てにした基板とケースの天井のクリアランスはご覧のとおりです。
二次負荷抵抗基板がケースに触れてショートする気配も皆無なので、ケース側に絶縁シートを貼る等の処置は施していません。

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ケース裏面にはタカチの貼付ゴム足B15-5を貼り付けます。

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ロータリースイッチにはいつもボリュームに使っているツマミを取り付けるのですが、今回はその位置合わせ用のゲージを作って活用してみました。
ツマミの切り欠きとゲージの線を合わせるだけで簡単にツマミの位置合わせが出来ます。あまりに位置合わせが楽だったので、今後はボリュームのツマミもこのようにして取り付けしようと思います。

完成

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完成した状態はご覧のとおりです。
何だかヘッドホン端子がないヘッドホンアンプのような佇まい。

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今回は初の試みとして、フロントとリアパネルに透明シートで作ったラベルを貼りました。
リアパネル側はともかく、フロントパネル側はツマミのどちらのポジションがCR/LCなのか覚えておく自身がないので、今回はラベルの貼り付けが必須でした。ちなみにフロントパネルの「RC」は「CR」の間違いで、これは後日修正しています。

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